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1. 鞄を持った女
《ネタバレ》 BSで放送されていたのを見ました。
クラウディア・カルディナーレが一躍有名になった作品であり、彼女自身も最も思い入れの有る映画だそうです。
夫に先立たれ、愛した男にも捨てられるという酷い目に遭った女性を、その男の弟である少年が一途に思い慕います。
大人の女性と、彼女に恋してしまった純情な少年との交流を描いていますが、二人の心の動きがとても丁寧に描かれていて、見ている内にぐいぐい引き込まれました。
非常に良い作品だと思いますが、残念ながら日本ではビデオ化もDVD化もされていないとの事。
そのせいで、CCの出世作にも関わらず、本作の知名度が低いのは残念です。
是非ともDVD化して欲しいものです。[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-07 01:17:24)《改行有》
2. 華麗なる対決
《ネタバレ》 ブリジット・バルドー(BB)とクラウディア・カルディナーレ(CC)という2大スターが初めて共演した、フランス製西部劇コメディです。
女盗賊団のリーダー(5人姉妹の長女)であるBBと、女牧場主のCC(下には4人の弟が居る)が、石油の眠る牧場をめぐって対立する・・・
というお話ですが、ひたすら脳天気で明るい映画でした。
BBとCCは結局は最初で最後の共演となってしまいましたが、流石2大スターの共演というだけあって、画面は華やかです。
クライマックスで、この2人が泥だらけになりながら格闘する場面が有りますが、何もそこまで・・・というぐらい必死に殴り合っているのが素晴らしい。
これが女優魂(?)ってやつでしょうか。
「俺たちに明日はない」でモス役を演じていた人(マイケル・J・ポラード)が間抜けな保安官役で出演しているのも見所です。[DVD(字幕)] 9点(2005-11-03 20:18:39)《改行有》
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