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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 昨日・今日・明日 ヴィットリオ・デ・シーカって「自転車泥棒」や「ひまわり」みたいな真面目ーな映画、あるいは壮大な愛のドラマ、みたいなのばっかなのかと思っていたら、こーんなおおらかで楽しくて優しい映画も撮ってたんですねー。三話目のスケベで情けない(でも憎めない)金持ちのボンボンを演じるマストロヤンニも良かったけど、やっぱし一話目の「肝っ玉母さん」を演じるソフィア・ローレンが素敵でした(二話目は短いのもあって、何だかよく分からんうちに終わってしまった)。後半、近所の人たちがカンパを集めるとこなんか、フランク・キャプラみたいだし。でも、刑務所入りから逃れるためにバンバン子作りしてる二人がだんだん「トラック野郎」の春川ますみと愛川欽也に見えてしまったのは僕だけでしょうか。7点(2004-10-24 18:02:13) 2. キリクと魔女 《ネタバレ》 この作品の監督はフランス人だけど、少年時代にアフリカで暮らしていた事があり、作品自体もアフリカの民話・伝承から着想を得ているんだそうな。だからアフリカの描き方がとても自然(とはいえ行った事ないからわからないけど、ホントのところ)で、映像も美しいし、民話的・寓話的な、ある種突飛な話の展開にも違和感を感じることなく入り込めた。大人たちが忘れてしまった「なぜ?どうして?」という問いかけを抱き続けること、そして勇気を持って行動することで村人たちを、そして魔女をも救済したキリクは、我々観る者にも「なぜ?どうして?」と問い掛けているように思える・・・・・・のだけれど、単純に裸でお尻をぷりっぷりさせながら猛ダッシュしちゃうキリクは、理屈抜きで可愛いやね(笑)。それにしても、こういう作品を観ると、アニメってまだまだ色んな可能性があるんだなーと思わせられる。日本のアニメって、一部の個性的な名匠の作品を除くと同じようなのばっかりになってきてるから、こういう作品に刺激を受けて欲しいよなあ。8点(2004-07-27 16:21:47)(良:1票) 3. ギャルソン! イブ・モンタン演じる主人公は確かにいかしてるし、かっこいいんですけど、若い恋人に振られても「フッ・・・」てな感じで微笑んでるのが何かちょっとイヤミっぽい感じがしてしまいました。んー、もうちっと年取ったらこの良さがわかるのかな?6点(2003-10-30 17:02:37) 4. 奇人たちの晩餐会 これはフランス版「ヨタロー話」かな?観てて、「イワンのばか」を思い出しました。あと「バカって言った方がバカなんだぞー」っていう懐かしい(?)罵倒語も。帰れといわれてもなかなか帰らないピニョン。その「イライラさせられ方」がちょっと昔のお笑いみたいで懐かしかった。7点(2003-09-02 16:31:41)
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