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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 木靴の樹 重厚な純文学を読んでいるような映画。小作人の日々の暮らしを実に丁寧に淡々と描いています。一日中やることが山のようにあるのだなぁとつくづく思いますね。その暮らしは貧しくて厳しくて、実際には日々すり減って行くだけの人生かもしれません。けれど一方で、ただ純粋に「生きる」事以外にも理由を見つけなければ生きて行けない、彼らとは対極にある現代社会の悲しみも同時に感じました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-24 19:32:04)(良:1票) 2. キングダム(1994) 主役が亡くなってしまったんですか?!う~ん、途中で放置しやがって。そもそもトリアーはこの話しにどう言う結末を作るつもりだったんでしょう。環境問題とか何気に扱ってはいますが、ひと気のない病院、時々やってくる無人の救急車、幽霊やら霊能者のおばちゃんやら変な儀式やらで終いにはあの異形の赤ちゃんでしょ。コワイ、怖すぎる。しかし何がコワイってこの変なドラマを二人に一人が見るというデンマーク人の国民性です。トリアーの作品の中ではこのシリーズが一番好きだし、下のおふた方が10点、10点と来たからには私も・・。と言いたいところですが、7点で勘弁してください。 7点(2003-11-28 14:33:44)(笑:1票) 3. キリング・ゾーイ えっ?みなさん退屈?そうなんだ・・。やっぱ人ってそれぞれですね。私はこの映画最後までワクワク見てました。ジャン・ユングのキレ方最高です。7点(2002-09-04 13:20:00) 4. 奇人たちの晩餐会 スマン!笑えなかった。自分がバカなので、バカにはイラついてしまう。同族嫌悪ってやつか?この映画は当時惚れてた男性と彼の部屋で見た。彼が笑うので面白くないのに調子合わせて笑ったりして、疲れてしまったヨ。バカね。苦い思い出だナぁ・・。(やや遠い目)5点(2004-05-18 17:11:22) 5. 奇跡の海 トリアーの変態ぶりが堪能できる作品。「エレメント・オブ・クライム」とか「ヨーロッパ」はわりと好きだったし、ロッド・スチュワートの歌声に誘われて見に行ったんだが、いやはや騙されたス。更に調子こいて「ダンサー・イン・ザ・ダーク(ややこしい。いつもどっちが馬か悩む)」みたいな映画まで作っちゃって、この人ホント好きなんだろうなぁこういうプレイ。どうせなら「キングダム」方面に軌道修正して欲しいのだけど、「ドッグウィル」もこの路線なのかいな?2点(2004-05-12 12:28:08)(笑:1票) (良:1票)
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