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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ギレルモ・デル・トロのピノッキオ ストップモーションアニメ大好き。 手作りの温かい質感、本作ではしっかり表現されていた。 ピノッキオを動かしてくれたのはメキシコの製作者とか。 これだけの感情表現が出来るなんて、ピノッキオやゼペットがあたかも生きているよう。 CGだけでは出せない深みを存分に味合わせてもらった。 そして、声優の皆さんの演技や歌も最高♪ ユアンさんのクリケットの声、いつまでも聞いていたい。 エンドロールは続けて見るを急いでクリックし、素晴らしい歌声に聞きほれた。 ハリーハウゼンさんへのリスペクトも大いに感じられた。 豪華で贅沢な作品を作ってくれたギレルモ監督や皆さまに感謝。 大きな拍手を送りたい。[インターネット(字幕)] 9点(2023-03-02 16:48:42)《改行有》 2. 木と市長と文化会館/または七つの偶然 ロメール監督作を観るチャンス。 張り切って観ましたが、セリフが長くてちょっと辛かった(笑) 理屈っぽいところが、くどく感じました。 そんな本作の見どころは、ふわーとして幸せなフランスの地方の雰囲気。 そしてフランス人の誇り高く、議論好きで、品格があるところでしょうか。 フランス語は抑揚があり、詩を聞いているよう。 聞くだけでうっとり眠くなる。 監督の意図は私には高尚すぎて分からなかったけれど、雰囲気は素敵。 他国への憧れと異文化の驚きを感じさせて貰えました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-02-03 14:36:17)《改行有》 3. キャラバン(1999) ネパールの自然の雄大さ厳しさを体感できました。 東洋的なものを期待したのですが、お話の組み立てがどことなく西洋的に感じたのは私だけ?でしょうか。 キャラクターがとてもわかり易い(過ぎる)ので、楽しんで見ていた気持ちがちょっと尻すぼみでした。 例えば神話調に神々しく語るとか、セリフを減らして態度で語らせるなど、こうしたら良かったのじゃないかといろいろ考えてしまいました。 私は歩くのが苦手なのでネパール高地に産まれなくて良かったです(笑)[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-12 21:51:46)《改行有》 4. 霧の中の風景 どんよりと垂れ込めた霧の中、主人公の姉と弟の心も、そして私の心もまた晴れない。 オープニングから突き放すような映像、しかし、そこから目を離すことは出来ない。 くすんだ色使いの画面は、ひとつひとつが絵画のように印象的。 映された風景と人物がとが、あたかもキャンパスに切り取られたように感じられる。 その芸術性の高さ、奥深さで私を魅了する。 アンゲロプロス監督の完璧ともいえる感性と才能には、ただ感心するばかりです。 観終わった今、私自身がこの作品について完全に消化しきれていないもどかしさがあります。 理解しなければならないのか、感性を研ぎ澄まさなければならないのか・・ 迷う心と、私の観たそのままで良いと思う心とが、交錯しています。 力(ちから)のある作品に出会えて嬉しい。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-09-08 21:34:25)《改行有》
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