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1. 君の名前で僕を呼んで
《ネタバレ》 去年のアカデミー賞を観てからずっと、いちばん観たかった映画。同性愛の映画とひとくくりにできない愛情のこもった映画で、エリオが誰からも大切にされ愛されていることが映画全編にあふれている映画だった。たぶん嫌悪感を持つ人も違和感を持つ人もいるだろうけれども、この映画は単なる欲望の映画ではない。そして主演のティモシーシャラメとアーミーハマーの魅力によるところが大きく、彼らでなければ決して成立はしなかっただろう。映画の最初から不思議なオーラを放っていた父親が最後にこの映画のメッセージを伝えている。映像はとびぬけて美しく、わたしは大好きなエリックロメールの映画のシーンを思い出したりもした。[CS・衛星(字幕)] 9点(2019-02-27 08:40:55)
2. 奇人たちの晩餐会
フランスのコメディがこんなにも面白いのかと驚いた映画。正統派のコメディ。ダレるところがなくてどんどん話が進んでいく。自分がバカの晩餐会の客だと知ったあとのピニョン、知られたあとのプロション。2人の演技に思わずほろりとさせられました。あと、わたしの大好きなカトリーヌ・フロが愛人役ででているのだけれど、まだ若くてすごくみずみずしい。この映画では出番は少ないけれども、やっぱりいいなあと再認識しました。[DVD(字幕)] 9点(2012-11-08 11:40:41)
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