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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 気狂いピエロ 起承転結のはっきりした映画作りを否定するところにこの映画は成り立っていると思います。雰囲気がありますね。けれど、(ゴダールに限らずですが、)フランス映画って、センスがあるようでいて、じつは表現がすごく下品なんじゃないかといつも思ってしまいます。台詞も会話の妙というより、退屈なものが多いです。ジャン・ポール・ベルモンドはいつ見ても絵になりますね。名優です。[DVD(字幕)] 5点(2013-08-14 11:58:16) 2. 危険なめぐり逢い ルネ・クレマン監督がシドニー・ローム、マリア・シュナイダーを配して撮り上げましたが、忘れ去られたサスペンス映画の佳作です。シドニー・ロームが毒気のある花ならば、マリア・シュナイダーがまさにあどけない少女で、実に可愛らしかったです。よく練られた脚本とはいえないのですが、この作品は監督、役者を楽しむと割り切れば納得で、満足のいく出来映えでした。聞いたことがあるような特徴のない邦題が印象を希薄にしているのが残念です。私は試写会に行く機会に恵まれたのですが、実に幸運なことでした。思い出の作品です。[試写会(字幕)] 7点(2011-02-06 23:54:04) 3. 禁じられた遊び(1952) テレビで映画を見ていて、涙が直滑降で落ちたのは初めての体験でした。後に映画館(字幕)で見ましたが、本作は日本語吹き替えで見ても全くクオリティは下がらないと思います。人前で堪えきれず涙せざるをえない名作です。[地上波(吹替)] 10点(2009-08-29 14:49:21) 4. 奇跡の海 《ネタバレ》 アメリカの映画館で鑑賞。観た経験は良かったと思うが、私は知人・友人に勧めない。肝心の話は、面白くも、感動するものでもなかった。手ぶれ映像には、驚きを覚えるが、メッセージを伝える上で有効な手段とは思えなかった。対照的に、幕間の映像と音楽がとても印象的に感じられた。エミリー・ワトソンの演技は、見事だった。アカデミー賞授賞式で、受賞を逃した彼女は本当にがっかりした顔をしていた。[映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2007-09-05 09:53:56) 5. 恐怖の報酬(1953) 《ネタバレ》 ニトログリセリンの恐ろしさを教えてくれる映画。「強い振動=失敗=死」という単純な図式がよいです。フリードキンによるリメイクも好きですが、役者陣の魅力はこちらが上と思います。[映画館(字幕)] 8点(2007-04-22 08:17:36)
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