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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版 主演二人の友情がメイン・テーマで、ロマンス色も含まれているが、 タイトルどおりに透明感溢れる映像演出で、ベタや暑苦しさは感じさせない作り。 エンゾ役のジャン・レノは存在感抜群も、あまりにもインパクトがありすぎたせいか、 もう一人の友人役とその恋人役の俳優さんは印象が薄かった。 ストーリーのほうは今ひとつ、かなりの長尺と、欠点もそれなりにはあるけど、 この作りなら総体的にバランスは取れているのではないかと。 とにかく演出と映像が特出している作品だった。[DVD(字幕)] 7点(2012-09-23 15:04:29)《改行有》 2. クロエ(2009) 夫に不倫の疑惑を持った妻が・・・という流れは興味をそそられたのに、 あれよあれよという間に妙な展開に。妻の心情を中心にしたドラマを描きたかったのか、 サスペンスを描きたかったのか、とにかく中途半端。後者のサスペンスとして観た場合は、 オチもヒネリもなく、ありきたりなラストを迎えます。キャスティングと映像演出はいいので、 4点としたけど、これは・・・う~ん、ちょっと厳しいかも。[DVD(字幕)] 4点(2011-12-11 16:30:14)(良:1票) 《改行有》 3. クリフハンガー 「ダイ・ハード」の大ヒットにより、犯罪集団来襲というシチュエーションの作品が たくさん作られたが、これはそれに山岳アクションを加えた映画。 スタローンの役は過去の事件で、心に深い傷を負っているロッキー山脈の元レスキュー隊員。 「ランボー」でもそうだが、キャラの設定がしっかりしていると、観ていて飽きない。 迫力あるアクションシーンはもちろんのこと、全体的に緊張感溢れる作品に仕上がっている。 こちらのヒットで今度は山岳物がやたら増えた、スタローン久々のお薦め映画。[ビデオ(字幕)] 6点(2011-10-17 11:28:50)《改行有》 4. クリスマス・ツリー(1969) 中学生の時、冬休みになると毎年のようにテレビ放映されていた作品。 愛する息子が白血病となれば、誰もが想像できるベタなストーリー。 だが最近の日本映画のように、感動させてやろうという押しつけがましい演出は見受けられない。 そのため、父親の優しさや切ない心情が、見ているこちらにもひしひしと伝わってくるのである。 ラストもお涙頂戴のベタベタシーンはカットしてあるので、逆に心の底から感情を揺さぶられる。 さすがに"名画薫る"という域までの洗練さは見られないけど、 子供から大人まで素直に感動できるいい映画。[ビデオ(字幕)] 6点(2011-07-28 08:31:34)《改行有》
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