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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 化粧の王様 《ネタバレ》 黒板にチョークで画を描くという内容だが、この題材はサイレントと相性が良いと感じた。 今までのメリエス映画と一線を画している、、と思ったら、最後はやっぱり煙が出てドロン!の展開で安心しました(笑)。[インターネット(字幕)] 3点(2010-05-04 06:11:18)《改行有》 2. 現金に手を出すな ジャン・ギャバンとリノ・ヴァンチュラの対決が柱となっているギャング映画。 終始、淡々と進むが、そこはベッケル作品。 そつなく楽しませてくれる。 そして本作で初めてジャン・ギャバンを心からかっこいいと思った。 貫禄十分のジャン・ギャバン。 男なら誰もが憧れるはず。 更に忘れてはならないのが、ベッケル作品の十八番“平手打ち”。 本作では一回だけでなく、そこかしこでバチッ!バチッ!バチッ! もう、平手打ちの出血大サービス。 ベッケル作品の平手打ちシーンは、ファンへのサービス?!と感じてしまったほどの、もう見事と言うしかない激しいものだ。 そして、何故だか分からないが、思わず「クスッ」と笑えてしまうのだ。 まさに、ベッケル作品の平手打ちマジックである。 本作は、「ベッケル作品=平手打ち」という図式が最もはっきり分かる作品とも言える。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-11-12 21:42:23)《改行有》 3. ゲームの規則 ジャン・ルノワールは好きだし、本作はとても有名だけど、どうも肌に合わなかった。 基本的に群像劇が苦手というのが一番の要因かも。[ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-08 14:43:24)《改行有》 4. 月世界旅行 楽しいんだか、気分悪いんだか、ワケが分からない。 あの月は気持ち悪いなぁ・・・[ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-08 14:20:33)《改行有》 5. 軽蔑(1963) 6点ながら、ゴダール作品群の中では最も好きな作品。 BBの美しさに感動! 繰り返し、しつこく流れる音楽にも、不思議とひきこまれた。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-20 23:48:28)《改行有》 6. 夏至 撮影を担当するのは、リー・ピンビン(マーク・リー)。 彼が撮影を担当した作品の中で、既に私が観たのは『花様年華』『フラワーズ・オブ・シャンハイ』『珈琲時光』『ミレニアム・マンボ』『戯夢人生』等で、意外に沢山あったりする。 しかしそれに気付いたのは、今回の『夏至』を観てのこと。 それまでリー・ピンビンがこれらの作品の撮影担当だったことは知らなかったし、名前すら知らなかったのだ。 彼の映し出す映像は、かのクリストファー・ドイルを思わせる。 上の作品群を見て気付いた方もいらっしゃると思うが、『花様年華』はドイルの代表作の一つだ。 じゃあなぜリー・ピンビン?となると思うが、『花様年華』に関しては二人で撮影を担当している様だ。 ドイルは『地球で最後のふたり』を観て以来ファンだが、この『夏至』を観てリー・ピンビンのファンにもなってしまった。 『青いパパイヤの香り』はまだ荒削りの感じがあった。 トラン・アン・ユン監督の描く、いわば“癒しの映像”がまだ中途半端だったのだ。 しかし今作『夏至』では、その瑞々しき映像が徹底的に追究されている。 これは半端じゃあない。 「ベトナムはきっとこんなには美しくないんでは・・・」と、余計なことを考えてしまうほどの、息をのむ美しさなのだ。 ストーリーは何てことのないものだし、正直、途中で少し眠くなってしまう様な内容だ。 しかし、この監督の描き出す「ベトナムを超越したベトナム」と、リー・ピンビンによる「美しすぎる映像」とが、それを帳消しどころかプラスにしてくれる。 特に三女とその兄とが暮らす部屋のインテリアは、“素晴らしい”の一言。 この部屋のインテリアを観れただけでも、この作品を観た価値があったと思える程だ。 その色合いの美しさに圧倒されてしまった。 よく、「映像だけ素晴らしい映画は映画とはいえない」みたいなことを耳にするが、そんなことは関係ない。 観ていて心地よくなれる映画なら、それでいいのだ。 どんなに名作と呼ばれ、どんなに評判の高い娯楽作品でも、“心地よさ”が得られなければ、私にとってはどうでもいい作品であるからして。 そういう意味でこの『夏至』は、今後繰り返し観ることによって、ぐんぐん点数がアップしていくことになるかもしれない。[DVD(字幕)] 8点(2007-09-01 20:39:50)(良:1票) 《改行有》
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