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1. 氷の微笑
俺は「インビジブル」を見てからずっと、バーホーベン大先生信者でありバーホーベン大先生ファンである。それから俺は「トータル・リコール」「スターシップ・トゥルーパーズ」「ロボコップ」など続々と彼の映画を見まくったが、ただ二つ未見の映画があった!!そう、それが本作「氷の微笑」と「ショーガール」である。大変ス●ベな二作品という事もあり、当時はまだない~ぶでせ~じつだった俺は見たくても手が出せなかったのである。ところが俺は反抗期の到来からか世の中の汚れを知ってしまったからか、だんだんと真面目でおとなしい奴だった俺はあっという間に消え失せ、レビュー内で自分の呼び方も「僕」→「私」→「俺」と変わっていき、「座頭市」「キル・ビル」などとR指定の作品もへーきで見まくるまでに至ってしまった。・・・・さてさて、という訳でやっとレンタルしたこの作品の感想をまず一つ。エロかった(爆)凄かったね。予想以上でしたよ(笑)ん?何?エロくない?何と言っても所詮13のガキでしかもポ●ノビ●オもR-18の映画も未体験な俺にはバリバリエロかったですよ、皆さんと違って。まあそういう部分は置いといていいですから(笑)割と評判悪いですが、本作なりに楽しめました。マイケル・ダグラスが襲われるところとか、ハラハラさせられる所もチョコチョコッとあったし、脚本もサスペンスとしては淡々と展開された様な印象が残りますが、それなりに面白いと思う。さすが我らがバーホーベン!!ん?犯人?一番怪しいシャロン・ストーンって事でいいじゃん!(爆)もう、こういうラストはそういう精神で観るべきっすよ(ん?違う?)んで点数は・・・・。個人的には8点で!8点(2004-08-26 18:08:11)
2. 告発
《ネタバレ》 世間では「感動作」として捉えられてる本作。前半は「これは俺にとっては感動というより法廷エンターテイメントかな」って思ってたけど(冒頭陳述のシーンとか、グレン副所長とかとの言い争いのシーンとか、良いシーンはあったんですけど)後半のヘンリーが「有罪にして欲しい」って頼む辺りから自分の中にも「感動作」としての重みが出てきた。当然の事だけど、俺は刑務所に入った事も独房に入った事も虐待された事もない。だけども、K・ベーコンの見事としか言い様の無い演技で、その全てを受け、苦しみ苦しみ苦しみぬいたたヘンリーの痛みは十分に伝わってきた(実話と思うと余計に残酷・・。)C・スレーターとK・ベーコンのコンビも非常にいい。ラスト、ヘンリーがどうして独房の中で死んだのか自分には分からなかったけども、基本的にはいい映画でした。それにしても、友情って本当に素晴らしいよな、と。ジェームスとヘンリーは、会ったのはたった一回だけだったにしても、その絆は何よりも深いものがあり、今でも永遠の友情で結ばれているのだろう。8点(2004-07-22 20:10:17)
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