みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. コレリ大尉のマンドリン 前情報なし、何となく見てはいたものの、目を引くような展開はほとんどなし。タイトルが意味しているものは、音楽は誰からも奪い取ることができないということなのか。であれば、戦火の中に漂う悲壮感とのコントラストをもう少し描いてほしかったな[地上波(字幕)] 5点(2008-01-06 15:24:29) 2. 告発 恐怖、怨恨、絶望・・・。映画全体は負の感情に満ち満ち、反動的な力によって支配されている。対抗するは、そのような絶望の最中においてもあきらめずに、最後まで抵抗する主人公のひたむきな姿である。絶対的支配に抵抗するアウトローと呼ばれる者に、ある種の理想像を見出すことが多々あるように、私達視聴者は主人公に対し、絶対的な者からの離脱を要請し、それを成し遂げる主人公から感動を享受し、賛美を贈るのである。この映画をみて、感動したり、面白いと思ったりするのはこうした処に拠っているのではないだろうか。 [DVD(字幕)] 9点(2003-06-26 19:59:06)(良:1票) 《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS