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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 荒野の1ドル銀貨 《ネタバレ》 昔見たけれど、胸ポケットの1ドル銀貨のオチだけは覚えていたが他はきれいさっぱり忘れていた。 弟と知らずにやりあってしまう兄ゲイリー。雇い主のマッコーリーがとんだ悪党で自分が利用されただけだと悟った兄は、死んだ弟の復讐に。南軍の無法者を装って邪魔者を抹殺しようとする悪党に、敢然と立ち向かう主人公。 いかにも西部劇らしいシンプルな善と悪の対立構造。マッコーリーだけでなく保安官までがお尋ね者で、妻も巻き込まれて絶体絶命の危機。それを切り抜けるのは、マッコーリーと保安官を仲間割れさせる知恵と早撃ちの腕。ジュリアーノ・ジェンマのどストレートの主役っぷりがカッコいい。 良く言えば安心感のある、悪く言えばすべてパターン通りのマカロニウエスタン。冒頭の銃身を切られた当たらない拳銃が、ラストの対決に効いてくるのもオシャレ。ただ、ゲイリーを直接雇ったマッコーリーが、潜入したゲイリーの顔を見てもすぐに気が付かなかったのは不自然すぎる。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-30 23:50:16)《改行有》 2. ゴーストライター 《ネタバレ》 国家間の陰謀といえば東側工作員というのが定番だったが、英国とは蜜月の米国CIAとは意外。 死体の漂着と潮流の矛盾、前任者が残していたカーナビの行き先、原稿の冒頭の文字など推理的要素があり、サスペンスとしてそれなりにまとまって見えるけれど、あまり印象に残らない。 前任者が真相を原稿の冒頭に仕込むような面倒なことをする理由がわからない。 主人公が真相暴露の手紙をわざわざ事件の張本人に届けるのも意味不明。 これでは両者とも単なるおバカさんで殺されたことになってしまう。 ラストで、車の急発進、画面の外に走り去るゴーストライター、舞い散る原稿と、事故の間接的表現は巧い。 そういった演出面は、さすがに老練なポランスキー監督らしいが、ストーリーは甘さが散見された。[DVD(吹替)] 5点(2014-10-28 23:09:21)《改行有》 3. 告発 《ネタバレ》 よくできた映画だとは思うが、それほど感動はしなかった。 なんでだろう…。 実話が元というのが売りになっているが、ドキュメンタリーではないのでもちろん全部が事実に基づくものとは限らない。 ヘンリーが一人だけ刑務所で目の仇のような扱いを受けているのは、実際は何か他に理由があったのではと勘ぐってしまうからか。 自分は凶器ではあったけど人殺しではなく、人殺しはグレンらだという主旨のヘンリーの証言があった。 それでも人を殺しているのは事実であって、自分の責任はまったくないように聞こえるのが引っ掛かっているのだろうか。 現在では、凶悪な事件を起こしながらなんとか罪を免れようと目に余るような責任逃れの詭弁を弄する弁護士や加害者も目に付く。 そうしたものへのアレルギーが、素直な感動を邪魔しているのかもしれない。 ケビン・ベーコンの演技は見事だった。[DVD(字幕)] 6点(2013-01-14 00:10:40)(良:2票) 《改行有》 4. 氷の微笑 シャロン・ストーンが、クールでめちゃくちゃエロい。 ノーパンで足を組みかえる場面では、あの刑事でなくとも目を凝らしてしまう。 こんな魔性の女になら、男は人生を滅茶苦茶にされてもいい? シャロン・ストーンありきの映画で、どんぴしゃのハマリ役。[ビデオ(吹替)] 7点(2012-12-27 00:34:17)《改行有》
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