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プロフィール |
コメント数 |
524 |
性別 |
女性 |
ブログのURL |
//www.jtnews.jp/blog/22089/ |
年齢 |
52歳 |
自己紹介 |
点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。
9点以上 特別 7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる) 5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・) 3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり) 1~3点 むぅ・・・ ↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)
3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。 細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。 こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。 |
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1. イル・ポスティーノ
《ネタバレ》 海の町にはいつも惹かれる。特に島には。私が生まれ育った瀬戸内海は、あそこまで美しい海ではないし、建物もオシャレじゃない。けれど、同じような匂いの中で生活してきたように思う。とかいいながらも、実際は島育ちじゃないんですがね。よくフェリーで島に遊びに行っておりました。クワガタなんかを探して、100円でフェリーに乗って(笑)。砲台跡なんかで隠れんぼうをしたりもしました。もし、大人になってあの街から島に移り住んだら、彼のような人生を送ったのかもしれません。まっ、詩人にはなれませんがね。ちょっとたらたらと日々の足跡みたいな日記ともつかない散文を書いたりしながらね。今、ふるさとを離れて思うこと。すごく素晴らしい環境の中で生活をしていたんだってこと。だから詩人が、この島の素晴らしいところはという問に、好きな女性の名前しか挙げられなかった心がよ~くわかります。太陽も、海も、空気も、音も、時間の流れも、何もかもが素晴らしいものであるのに、すぐそこに転がっている、いつもそこにあるから気付くことができないもの。詩人は、尊敬していた大詩人がいなくなったことと、天性の感受性のよさで、島を包んでいるものがどんなにステキなものなのかを感じとったのでしょう。やはり、録音機に島のあれやこれやの音を録音していった時の心情というのには涙が出てきます。あの島を離れていない人間が、身の回りのものの素晴らしさに本能的に気付く。私は本当にその感受性がうらやましい。詩の内容については、どれだけ理解できているのか、怪しい部分は多々ありますが(笑)。 8点(2003-12-20 10:31:02)(良:3票)
2. 家路(2001)
《ネタバレ》 歳をとることの辛さを描いたものなんでしょう。バリバリに働いていた俳優が、自分の思っていた演技ができなくなったときの絶望感というのでしょうか、きっと深い味わいがある作品だとは思いますよ。もっと年輪を重ねて観ると、心に染みるのかもしれませんね。劇中劇が多く、カメラもほとんど動かないのが退屈でした。じっと辛抱しながら観ていたというか……。ラストも「えっ!? これで終わり??」って感じだったし。よくわからないまま、突然終わっていました。主人公が毎日通っている、とあるカフェ。主人公が帰った時間にやってきて、同じ座席に座るおじさん(LE FIGAROという新聞を読んでいる)がいるのですが、主人公がちょっとカフェに来る時間が遅れたことで、いつもの席に座れないおじさんの不服そうな様子がなんとも。主人公が去ったことで席を移ろうするのに、ちょっとのスキに他の人にその席をとられてしまう。そのおじさん、一日のリズムが狂っちゃったでしょうね。でも、毎日のルーチンから外れてちょっといいことが起こるかも。それから主人公が毎回同じところで同じようにトチるところ。実際は笑えないんだけれど、くすりと笑ってしまいました。そういう小ネタは面白かったんだけれど、やっぱり退屈だったかなぁ~。↑【なるせたろう】様、ええ、“感じるもの”という意見は大きく頷きます。ジム・ジャームッシュの作品なんかは、何がどうっていうわけでなく、なんとなく心地良いって感じですもの。この作品、しばらくしてから再見してみますね。 4点(2003-11-21 10:11:12)
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