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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. イゴールの約束 事故なんだから仕方ないとは言え、心苦しい話だね。 イゴールは子供なりに約束を果たそうと頑張ったと思うよ。 あと、鶏を食うのかと思ったら占いに使うとか斬新だった。[DVD(字幕)] 6点(2016-01-27 14:03:35)《改行有》 2. インドシナ 《ネタバレ》 フランスの植民地だった1930年代のインドシナが舞台ということで、当時の社会情勢とか興味深いものがあった。 序盤、こんな歳食ったヒロインで大丈夫かな?って不安もあったけど、実はヒロインはそっちじゃなくて、養女の方だったというどんでん返し。 気を失った養女の服を脱がせておっぱいを揉んでたら目を覚まして、何故か命の恩人にされてしまうというイケメン特権。 僕が同じことをしたら犯罪者にされてしまう自信がある。 そこから先は、血の繋がりのない親子丼とかいうなんだかよくわからない展開から、許婚と無理矢理に結婚させられた途端に好きな男が居るからと言って旅立つ養女。 いや、この時点では既に養女から人妻にランクアップしてるわけだが、トントン拍子に話は進んで、いつの間にか奴隷に成り下がってるという波乱万丈。 元はと言えば、インドシナの皇女だったのに運命の悪戯って怖いね。 最終的には母親になってハッピーエンドかと思ったら、子供を産んでからもジャンヌ・ダルクになったり、伝説になったり、延々と話が続くバカみたいに長い物語でした。 植民地時代のインドシナを舞台にしたラブロマンスだったはずなのに、終わってみればインドシナ独立の歴史を描いた大河ドラマになってるという斬新な構成には感心しました。 でも、独立を果たして南北両ベトナムという国家が誕生しても、この国の激動はまだまだ続くわけで、彼女たちに待ち受けている苦難の歴史に心が痛みます。[DVD(字幕)] 7点(2015-02-03 15:30:39)《改行有》 3. イリュージョニスト(2010) 《ネタバレ》 アニメで手品をやるという発想が斬新過ぎる。 何の驚きも不思議さも感じないんだけど、田舎娘にとってはそれが魔法に見えるというギャップが哀愁を漂わせる。 映像も味わい深くて、眺めてるだけでしみじみさせられるし、うさぎとか腹話術の人形の使い方も上手くて、涙腺が何度も決壊しそうになった。 コメディタッチの演出が随所に散りばめられているけど、喜劇ではない。 かと言って、悲劇というわけでもなさそうな何とも言えない後味が残ります。 終焉に向かいつつある手品師の人生と娘の人生の始まりが交差する瞬間を切り取った絵画のような作品でした。 [DVD(字幕)] 8点(2015-01-07 13:51:58)《改行有》 4. 家の鍵 えっ?もう終わり???って感じの唐突なラストに消化不良だけど、そう思わせるということは良い映画だったのかも知れない。 2人の交流は微笑ましくもあり、悲しくもあり、複雑な心境にさせられる。 障害児を持つ親の心境に関してかなり踏み込んだ発言もあり、作品全体のトーンは重いのだけど、何故か救われる部分もあって見ていて暗い気分になるということはなかった。 この物語に結末なんてものはないんだろうけど、もう少し2人の旅を見守っていたかったような気がします。[DVD(邦画)] 6点(2009-03-04 10:33:15)《改行有》
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