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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ザ・バニシング-消失- 《ネタバレ》 久しぶりに「最後はどうなるのか?」と楽しみながら見ることができた作品。 悪を裁くことより好奇心を優先させた男の末路、これがなかなかにシビア。 流石に哀れ過ぎる結末。 夫が妻のその後を知りたいのは当然のことだ。 事実を知りたいという好奇心を、この作品はストーリー展開にうまく活用しており、見ているこちらもそれを知りたいという好奇心に巻き込まれていく。 殺された男の気持ちと、見ている自分の気持ちとが、事実を知りたいという点において、完全にシンクロしてくる。 人間の持つ好奇心というものの扱い方が実に見事だ。[インターネット(字幕)] 8点(2023-09-09 18:51:30)《改行有》 2. 山河ノスタルジア 《ネタバレ》 ラスト、タオが昔を思い出すかのように踊るシーンがとっても素敵。 母親にも若い頃があった。 そして今は離れた場所にいる息子を想う。 ノスタルジアの何たるかを静かに語った逸品。 ジャ・ジャンクー監督の作品には、クセになる不思議な魅力を感じる。 特に音楽が印象に残る。[インターネット(字幕)] 8点(2023-03-19 23:28:31)《改行有》 3. 三姉妹~雲南の子 このドキュメンタリー映画は同情を誘う為の映画ではない。 これについてはワン・ビン監督へのインタビューでも明らかだ。 長女が逞しく、慎ましやかに生きている姿が感動を呼ぶのです。 だけど、長女がずっと咳をしているのが気にかかった。 これだけは見ていて辛かった。 悪い肺病とかでなければ良いが・・・ 貧しいからイコール不幸だと思わない。 スマホとにらめっこで物質的に満たされていても不幸な人間は腐るほどいる。 「豊かさと幸福度」の関連性について、どう捉えているかによって、鑑賞後の印象を左右するかもしれない。 私は少なくとも、この三姉妹を不幸だと決めつけたくはない。[DVD(字幕)] 7点(2020-10-17 21:12:31)《改行有》 4. 最初が肝心 《ネタバレ》 「シネフィル・ショートショート」という企画においてオンエアされた短篇。 主演の女のコがカワイイ! そしてスーツにミニも抜群に似合っていて、キュート&セクシー。 しかし、哀しいかな、アゴが微妙に割れている。 これがなければ完璧な外見なのに・・・ 内容としては、エリート新卒として意気揚々と入社した女のコが、トイレに閉じ込められてしまうというもの。 かっこよく仕事をこなしてみたものの、トイレから出られなくなってしまっては格好がつかない。 どうにか脱出しようと孤軍奮闘、試みるがなかなか出ることができず。 最後はパンチラまで見せて脱出しようとまでする。 、、とまぁ、短い割にはなかなか観られる作品でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-22 20:59:52)《改行有》 5. サムライ(1967) 主人公の飼っているオウムが印象的だった。 アラン・ドロンのトレンチコートもかっこよすぎ!![ビデオ(字幕)] 7点(2007-10-10 17:23:48)《改行有》 6. さすらいの二人 ラストの長回しがとにかく印象的。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-03 16:15:13) 7. さらば友よ アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソンの共演は楽しめたし、スタイル抜群の女性だらけでウハウハだった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-08 22:55:21) 8. サンタクロースの眼は青い ジャン=ピエール・レオが主演で、撮影をネストール・アルメンドロスが担当の、バリバリのヌーヴェル・ヴァーグ作品。 ジャン・ユスターシュ監督の短篇作品であるが、この監督は短篇より長編で、より魅力を発揮する監督だと感じた。 つまらない作品というわけではなかったが、なんか物足りなかった。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-06 16:36:49)《改行有》 9. サマータイム・キラー 《ネタバレ》 若い物同士の色恋が結局何よりも優先された。 父親のことを殺さないでと彼女から言われたから殺せなかった。 刑事も男を逃したから殺された。 分からなくはないけど納得感はない。[DVD(字幕)] 5点(2023-02-11 21:55:26)《改行有》 10. さらば、愛の言葉よ 《ネタバレ》 今回は言葉の洪水ではなく、映像の洪水であった。 美しい女性をとにかく裸にし、犬をとにかく映した。 この映画の中で犬だけが自然に見えた。 映像が非常に美しく、内容は分からずとも、映像だけで良い気分になれる。 夢うつつの中、映画は幕を閉じた。 そう、意味が分からないままに。[インターネット(字幕)] 5点(2020-11-10 21:00:06)《改行有》 11. 最後の切り札(1942) 東京・銀座「有楽町朝日ホール」にて、宿願叶っての未見ジャック・ベッケル作品の鑑賞に成功した。 ベッケル作品の鑑賞は、これで8本目。 まだまだベッケル作品を観て見たい! それはそうと、本作だが、どうも期待はずれだった。 犯罪もので、ミステリー色も豊かなので、普通に楽しめる内容になってはいるが、ベッケル作品として期待して観てしまうと、どうも物足りない。 ベッケル作品に、ベッケルファンが期待するもの・・・それは、「傑作」の二文字である。 ベッケル作品には傑作が多いので、普通の出来では、もはや満足がいかないのだ。[映画館(字幕)] 5点(2008-09-07 00:15:54)《改行有》 12. 最後の一線 サスペンスフルな展開は最後まで観させる力がありました。 しかし、特段、優れた作品ではありません。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-22 20:53:07)《改行有》 13. さよなら子供たち 普通に楽しめる。ある意味、不満足。[DVD(字幕)] 5点(2007-09-03 16:24:32) 14. サクリファイス 《ネタバレ》 家が燃える・・・ただそれしか印象に残っていません[ビデオ(字幕)] 4点(2007-09-03 16:30:22) 15. サテリコン ここまでフェリーニ色が濃くなると、もうついていけない。[ビデオ(字幕)] 4点(2007-09-03 16:10:56) 16. 裁きは終りぬ ラブロマンスがらみの法廷モノ。 『十二人の怒れる男』と『情婦』をミックスした様な内容で、苦手な系統の作品だった。 『大いなる幻影』で印象的な演技を魅せた女優、ディタ・パルロを目当てで本作を鑑賞したのだが、結局どれが彼女だったのか分からずじまい。 フランス映画にしては、それほど暗さもなく、理屈っぽいところも少ないので、法廷モノを苦手としていない方なら、普通に楽しめるハズ。[ビデオ(字幕)] 3点(2008-03-17 05:30:33)《改行有》 17. サマー・ドレス ホモネタはまだ我慢できるが、どうにも面白味がない。[ビデオ(字幕)] 2点(2009-01-05 23:20:10) 18. 裁かるゝジャンヌ 生理的に最も受け付けなかった作品の一つ。 火あぶりの時に口から出てくる泡に、こっちが失神しそうになった。[DVD(字幕)] 1点(2007-10-13 00:23:43)《改行有》
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