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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. シンプル・プラン 原作にあった張りつめた緊張感が今一つ感じられなかったのは残念。サム・ライミがとても上手くなったのはわかるが、やや抑えすぎた感を否めない。ラストに至るサスペンスの盛り上げをもう少しがんばってくれていたら、もっと高得点となるところだが。それにしてもB・B・ソーントンは素晴らしい役者だな。他の作品と同じ人物とは写真を見比べても全く思えない。彼が犯罪者ならば、モンタージュぐらいでは絶対に捕まらないだろう。7点(2003-11-30 18:41:59) 2. ショーガール 《ネタバレ》 卒業旅行で行ったラスベガスの街並みが映り、スフィンクス型のルクソールホテルが浮かび上がった時には、社会人として疲れを感じていた頃だったのでなんか涙が出そうになった。よくないことだが、あの頃に戻りたいなと・・・。えっ!? そんなことより内容だって? いや・・・たくさんの裸とガーション&バークレーの醜く過剰ないがみあいしか記憶にないんだよな。とにかくプロットがひどすぎたね、これは。3点(2003-11-30 04:04:07) 3. ジャック・サマースビー 《ネタバレ》 彼は本人なのか偽物なのか? んなもんすぐわかるだろ、と大前提の謎に不満を感じてしまったためか最後まであまり世界に入っていけず。結局何を意図した映画なのかわからずじまい。今、13のすみすさんのレビューを読み、少し納得。しかし、それが監督の真意ならば、「本物か偽物か」という謎を中心に据えたのは失敗だと思う。プロットは常にラストを見据えて転がしていかなければ、観客はついてこられないのだから。4点(2003-11-28 18:21:05) 4. ジャッカル 《ネタバレ》 最後まで緊張感のない攻防戦。特にウィリスの変装は見ていられない。いくらなんでも極端なキャラクターにばかり変装しすぎで、笑うことはっても怖さを感じることなどできない。ギアも画面をひっぱるだけの存在感はない。そもそも脚本に一貫性がなく、ジャッカルがゲイであるという設定など活かしてもいない。こんな作品に名優シドニー・ポアチエはなぜ出演してしまったのだろう? 不思議でならない。3点(2003-11-28 17:57:16) 5. 死刑台のエレベーター(1958) 崩れていく完全犯罪を丁寧に描いている分、今観ると少々テンポがゆるい気もする。しかし、マイルス・デイビスによるジャズも素晴らしく、最後まで飽きずに観られる。M・ルネが一本調子だったのが残念。もう少しユーモアを漂わせる演技ができていれば、味わい深さは増したのかもしれない。8点(2003-11-28 14:03:57) 6. JFK 《ネタバレ》 これが完全なフィクションならば、演出力の巧みさ・キャストの演技ともに高得点。しかし、やはり現実の事件を扱い、裁判において無罪を勝ち得た人物を犯人と決めつける視点は何があっても許されるべきものではない。しかもXなどという根拠のない人物まで登場させて・・・。本作によって犯人と決めつけられた人物およびそのご家族の方々の心境・今後の生活を考えると、これはメディアの暴挙としか言いようがない。0点(2003-11-28 13:19:20)(良:2票)
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