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1. ジャック・サマースビー
アメリカ的モラルの低い映画。主人公は、前の町での学校建設で働いた詐欺での処罰は受けていない。人の女房は早々に奪おうとするし、動物虐待はやらかす。もっとも赦せないのは、自分の所有物でない不動産を勝手に安値で売却し住人に感謝されていること。そして内心偽者であることに気付きながら、不動産売買契約が無効になることを恐れ、口を噤む住人たち。正真正銘の故サマーズビーさんは、生前に特に落ち度があるように描かれていなかったが、だとすると踏んだりけったりではないか!太平洋戦争後、マッカーサーが自作農創設とか言って勝手に地主の財産を処分したのと同じで自分達の腹はいためず、人様の財産を勝手に処分し感謝を得た行為そのままだ。町の住人は、詐欺師の共犯者だ!きっと偽サマーズビー処刑の後、サマーズビー夫人は、早々に別の魅力的な男と再婚して色男の詐欺師のことは記憶のかなたに仕舞い込まれることだろう。[ビデオ(吹替)] 1点(2005-11-06 08:35:44)
2. シラノ・ド・ベルジュラック(1990)
フランス版「無法松の一生」というところでしょうか。[ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-06 00:51:49)
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