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プロフィール |
コメント数 |
218 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://plaza.rakuten.co.jp/maika888/ |
自己紹介 |
正直、生まれは平成じゃないです。かなり、昭和なムード。昔みた映画を思い出しながらレビューしますので、記憶がずいぶんあやふやかも。なにか変なところがあったら、http://plaza.rakuten.co.jp/maika888/のほうにツッコんでおいてください。
好きな女優 「或る夜の殿様」の山田五十鈴、「近松物語」の香川京子 好きな男優 「お茶漬けの味」の佐分利信 好きなキャラクター グレムリンちゃんとマシュマロマン
☆評価基準 10点:超絶。ほとんど奇跡。 9点:傑作。かつ大好きなんだもーんッ! 8点:傑作だし、好きデス。 7点:素晴らしいです。好みの映画です。 6点:まあ、悪くないと思います。 5点:なにか気になるものはあります(~~; |
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1. シェルブールの雨傘
《ネタバレ》 サントラで聴く音楽が似てたので、きっと「ラ・ラ・ランド」の原型はジャック・ドゥミなんだろうと思ってましたが、ここまでソックリな話だったとは驚きました。つまり「ラ・ラ・ランド」は、ほとんどこの映画のリメイクなのだと言ってもいい。未熟な男女の幼くも甘い恋の夢が、現実と打算に破れて別の相手と結婚してしまい、それぞれが人生の安定を手に入れた後に再会する…という物語の構造はほぼ同じです。ただ、本作の場合は「ラ・ラ・ランド」と違って、男女の幼さだけが原因なのではなく、母や叔母の望んだ相手との妥協の結婚だったという面もありますが。
それにしても、再会を約束したうえに妊娠も分かっていながら、わずか2年の兵役さえ待てずに別の金持ち男と結婚するってのは、一般的な日本人の価値観からはかけ離れてすぎていてドン引きです。さすがは二股三股の恋愛が当然のフランス人恐るべしですが、裏を返せば、連れ子をまったく厭わないフランス人の寛容さなのでしょうか。いちおうアルジェリア戦争を背景にはしていますが、これを「戦争によって引き裂かれた悲恋」とは解釈しにくいし、ここから反戦のメッセージを汲み取るのも難しい。
とはいえ、漫画か御伽話のようなカラフルで可愛らしい世界のなかで、夢見る男女が歌だけで繰り広げる物語には、やはり愛おしさと切なさを感じてしまう。ルグランの音楽も相まって、フランス人のお洒落なセンスが画面に充溢してます。冒頭の雨の降らせ方が初歩的な技術も覚束ないようなヘタウマに見えるのも意図的なんでしょうか?[インターネット(字幕)] 8点(2024-04-11 02:07:46)(良:1票) 《改行有》
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