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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ジャッカルの日 《ネタバレ》 いしいひさいち版の「ジャッカルの日々」読了済(とはいえ、8コマですけど)。だから、本作が失敗する物語ということだけは知っていました。そして、周到なジャッカルがどう失敗するかがキモだと思ってました。しかしどうでしょう。なんというあっけない失敗。ちゃんと普通の失敗。■でも、そこがいい。■決して、ジャッカルの計画が杜撰だなんて思わないし、組立ライフルの造形の美しさにはほれぼれするのだけれど。一方、接触する必要のないモンペリレ夫人に寄ってっちゃったり、パニクって交通事故を起こしたりもするわけです。■伝説の殺し屋かと思いきや、人間くさくもある。■タイトルから「決行の日」の比重が大きいのかと思いましたが、殺しの右往左往の物語なら、いしいひさいちの「ジャッカルの日々」というのもいいタイトルだなと思いました。[DVD(字幕)] 8点(2024-04-15 08:56:33) 2. シンプル・プラン 《ネタバレ》 あの町の中だけでドラマが完結していたら、もっと胸をせり上げるような後味悪さになっていたはず。だから「ニセFBI」という正真正銘の悪人の登場が、鑑賞後のワタシを妙に救ってくれたようにすら思う。なんちゅうもんを見せてくれてんだ、サム・ライミ![DVD(字幕)] 8点(2011-03-30 23:47:08)(良:1票) 3. 死刑台のエレベーター(1958) この映画が今も残っているのは、ひとえにタイトルがかっこいいから、だと思う。[ビデオ(字幕)] 4点(2009-07-04 14:07:15) 4. シティ・オブ・ゴッド 《ネタバレ》 「心優しき三人組」の物語が終わりリトル・ゼのの物語になってからは、欲しいモノがあれば銃で奪う、撃たれたら撃ち返す。撃たれなくても撃つ。それだけ。登場人物の個別な事情はおいといて。ブラジルのスラム街のことはわからないワタシですが、こんなにもプリミティブな世界だったの。ワタシは社会派ドラマを装った単なるギャング映画とみました。満を持して最後に明かされる、物語の語り手であるウイルソン・ロドリゲス(写真家)って誰。[DVD(字幕)] 3点(2015-01-10 07:51:32) 5. 白い馬(1952) うーん。風船ほどには感情移入できませんでした、馬に。無機物に気持ち寄せられて、生き物にはなんで、と思いましたけど。[DVD(字幕)] 3点(2014-11-03 09:32:46)
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