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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 真実の瞬間(1991) 正直、物語の展開が単調だなあ、とか、ラストがあっさりしすぎだなあ、とか文句がないわけではない。いっそのこと3時間くらいの大作にしてもよかったと思う。でもきっとハリウッドの人間にとって「赤狩り」は目を背けることが出来ないテーマだったのだと思う。そういう「思い」みたいなのはヒシヒシと伝わってきました。8点(2004-04-21 16:48:56) 2. ショーガール むちゃくちゃエログロなんだけど、なぜか爽やかという、ヴァーホーヴェン先生の幾重にも倒錯した美学みたいなものを感じる。「ヴァーホーヴェン版フラガール」なんて呼んだら、誰かさんに怒られるカナ(笑)。ただ、ところどころ「これはヴァーホーヴェンのやりたいこととは違うことをやらされてるのかな?」と感じた部分もあったけれど。[DVD(字幕)] 7点(2008-05-09 18:16:47) 3. シーズ・ソー・ラヴリー 恋愛というのは(って、僕が恋愛について語るっていうのは、三田佳子が子育てについて語るのと同じくらいアレなんですけど)、美しさ・素晴らしさと同時にどーしようもない残酷さや滑稽さをも持ち合わせているものだと思う。故に恋愛の恋愛の負の側面、というか、あんまし映画では語られない部分を描いたこの作品は、ある意味不条理ブラックコメディのような様相を呈している、ような気がする、よく分からんけど。別に主人公たちの行動を弁護するつもりはないけれど、きっと恋愛とは、人間とは、そーゆーどーしよーもない存在で、んで僕は、そーゆーどーしよーもなさが嫌いじゃなかったりする。ま、当事者になったら大変だろうけどね、やっぱし。7点(2004-06-19 19:08:16) 4. シューティング・スター 見終わって一言「・・・何、これ?」。一般的にとんでもない駄作とかぶっ飛びすぎな怪作(シベ超や北京原人、あるいはエド・ウッド作品など)というのは「逆に面白い」という面白がり方ができると思うんですけど(観ながらツッコんだりして)、この作品はそれすらなし。登場人物のキャラクターがぜんぜん見えてこないし、主人公の男女の心の流れがちぐはぐでいい加減だし、ストーリーも中途半端に破綻してるし、こういっちゃ何だけど一生懸命面白くない作品を作ろうとしてできたって感じでした。まあ、故・淀川先生によると「名作の素晴らしさを知るには駄作を見ることも必要」ということだから、そういう意味では・・・ね。それにしてもこれだけ製作者の意図が見えない作品も珍しい。2点(2003-07-12 15:18:06)
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