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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. シティ・オブ・ゴッド とにかくエネルギッシュ。こちらの体力が充分にある時に見ないと、勢いにやられる。「え?」と思う台詞や、「オイオイ!」という展開も多いけれど、すべてをあのエネルギーが覆い隠して余りある。けれども映画として秀作だとは思わないし、他人には勧めない。死をライトに扱おうとしているのに、内容が切実なドキュメンタリー風だから、すごい不具合を感じてしまう。見ていて疲れる映画でした。6点(2004-08-30 19:49:17) 2. シェフと素顔と、おいしい時間 おふらんすの香りがプンプンプンプンして、くらっとしてしまいそうな映画でございました。フランス語って、罵倒する言葉もエレガンスでうっとり。二人とも、若い頃より今の方が素敵で、凄いなぁと思います。日本人で、49歳と56歳でラブコメが出来るカップリングなんてありえないもの。ま、あたしだったらアカプルコで一週間くらいバカンスしてから帰るけど・・・ まさに82分のおいしい時間をごちそう様な映画でした。6点(2004-03-17 10:08:49) 3. 情婦マノン 白黒映画なんて・・という私の考えを一掃してくれた怪作。プロット、キャスト、ストーリーが現代の映画にも全くひけをとらない鋭い感性が伺えて、この監督にただただ驚嘆するばかりです。マノン・レスコー演じたセシル・オーブリーが超はまり役で、ファムファタル映画の真骨頂。永遠の名作のひとつだと思います。10点(2003-10-15 09:55:59)(良:1票) 4. 白い婚礼 まさにフレンチ・ロリータ。まさにファム・ファタル。イッちゃてるなぁ~ 心理描写やフロイトで取り繕っているけど、妄想映画以外の何者でも無し。でも適度に短いのでよし。まさにヴァネッサの映画。幼女にも老女にも見える不思議なオーラふぁ圧巻。女の私がみてもクラクラする。最初これを見た時は「ヴァネッサってどんななっちゃうんだろ~」と心配になるほど精神的に危うげでしたが、今は幸せにお母さんをやっている様なので、めでたしめでたし。6点(2003-09-22 13:14:41) 5. ジェヴォーダンの獣 いやー FSSさんに全面的に賛成ですね。やりたい事がありすぎて焦点が絞れていない駄作。学生が作った映画じゃないんだから、切り捨てるスマートさが欲しいですね。構図がとても美しいのと、モニカ・ベルッチの、まさにこの世のものとは思えぬ美しさが救い。マリアンヌ役の人には今ひとつ魅力が感じられなかった。あとこの内容にしては長過ぎ。あと30分縮めるべき。4点(2003-07-24 23:27:14)
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