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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 白いカラス 序盤では社会派ドラマと思いきや、ヒロインの登場からはややサスペンスぎみ、最後まで見てようやく人間ドラマだと理解できた、ちょっと変わった作りの映画。 ラストで作品のメッセージは伝わるし、決して質の低い映画だとは思わないけど、ヒロインのキャラがあまりにも強すぎて、焦点がぼやけてしまった感あり。 主人公ホプキンスの設定も……これは微妙かな。 日本人にはピンとこない題材に重苦しい展開ということもあり、少々取っつきにくい作品かもしれない。[DVD(字幕)] 4点(2013-01-17 16:13:49)《改行有》 2. 白い家の少女 ジョディ・フォスター主演のサスペンス・タッチのドラマ。 タイトル通り、白い家を中心にお話が展開。場面がコロコロ変わらず観やすい。 一見舞台劇のような作りだが、少女の心象を表現したようなカットがぽつぽつ入ってきて、 不思議な雰囲気を漂わせている。それでもジョディの魅力が一番見所の作品。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-10 06:53:30)《改行有》 3. シベールの日曜日 率直にいい映画。冒頭部分のシーンが、本作の重要なキーポイントに。 ヒロインの少女の描写がよく描けていて、演じた女の子もよかったんだけど、 主人公のほうはピュアさをもう少し前面に押し出したほうが、さらに良くなったのでは? そういった意味では多少の想像力が必要だし、大人の女性と同棲という設定が邪魔をしている。 ラストシーンは名前を小道具代わりにうまくまとめてくれて、思わずグッときた。 製作者側のセンスを感じさせる名画。[DVD(字幕)] 8点(2012-04-02 01:26:34)《改行有》 4. ジャック・サマースビー 戦争から帰還した夫が、別人のように優しくなり・・・!? という設定が興味を惹く、ちょっと変わった展開を見せるラブストーリー。 アメリカ南部のきれいな風景や雰囲気、及び村人達の交流シーンや夫婦の心情描写もいいのだが、 設定自体が根本的に無理があるので、今ひとつ物語に入っていけず。 ラストも感動にまでには至らなかった。夫の謎で引っ張る中盤までの流れは良かったんだけど。 普通には楽しめる佳作です。[DVD(字幕)] 5点(2012-01-07 07:50:12)《改行有》 5. JFK ケネディ暗殺をベースにしたドラマ。 この事件の検証は、テレビのドキュメント番組でかなり観てきたけど、 歴史的事実に沿った作りの作品ということで、結末はやっぱり予想通り。 そういった点では妙味を感じないけど、総体的にドラマ性が強く、 シナリオがよく練られていて面白い。推理欲を大いに刺激してくれた作品だった。[DVD(字幕)] 6点(2011-11-03 02:44:17)《改行有》 6. 死刑台のエレベーター(1958) 普通のサスペンスと違い、完全犯罪を狙う男を襲った思わぬアクシデントという、 序盤の設定が妙味。焦燥に駆られる主人公、彼の帰りを不安げに待ち続ける共犯のヒロインと、 二人の心理描写を観ているだけでも見入ってしまうのだが、この作品の面白いのはここから。 これまた意外なアクシデントから、事態がとんでもない方向へと進む展開が絶妙だった。 ヒネリやオチもいい。まあ完全犯罪を狙ったにしちゃ、ちょっとおマヌケという場面もあるが、 シナリオはよく練られていて、十分楽しめる娯楽作品ではないかと思う。[DVD(字幕)] 7点(2011-10-01 21:13:49)《改行有》 7. ジャッカルの日 大統領暗殺を題材にしたサスペンス。派手なアクションシーンはないけれど、 殺し屋と警察の息詰まる攻防が魅力の作品。犯罪ものとしては割と淡々とした流れの中で、 この殺し屋のプロとしてのディテールが丁寧に描かれていて、手に汗握る緊張感を与えてくれた。 警視役の俳優さんも良かったけど、やはり殺し屋のキャラが印象に残っている。 ラストはもう少し余韻が欲しかったところだけど、それを差し引いても面白い内容の作品だった。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-16 12:06:17)《改行有》
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