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プロフィール |
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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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1. セブン・シスターズ
《ネタバレ》 人口過多と食糧不足によって子供は一人しか認められず、二人目からは抹殺される未来世界。
そのために、7つ子が曜日ごとに一人の人間を演じて隠れて生きる。
7人のうちの1人が外で人差し指を切断する怪我をしたために、他の少女たちも父から指を切断されるシーンがとても印象的。
かなり無理のある設定だけれど、この辺りから次第に物語に引き込まれていく。
身内の裏切りというどんでん返しもあって、サスペンスとしては最後まで目が離せない。
1人7役でまったく違ったキャラを演じているのも見どころ。[DVD(吹替)] 7点(2019-07-06 21:07:55)《改行有》
2. セントラル・ステーション
《ネタバレ》 代筆業のドーラは手紙を出さずに捨ててしまうし、母を事故で亡くした少年を売り飛ばすし、とんでもないおばさん。
ロードムービーとしてはありがちな話ではあるが、ドーラのキャラがいい。
少年が万引きしたのを説教しながら、自分はさらに盗みを重ねる。
せっかく口紅を塗ったのに、トラックの運ちゃんに逃げられる。
ドーラと少年は擬似親子の関係だが、親が子によって成長している。
ごうつくババアだったドーラが愛おしくなってくる。
旅行くブラジルの自然が美しい。
それと対比的にブラジル社会の暗部が垣間見える。
パンを盗んだ者を容赦なく撃ち殺す。
低い識字率。子供の臓器売買。
そんな社会の中にもある普遍的な情愛が心に響く。[DVD(字幕)] 8点(2014-05-14 20:09:21)(良:1票) 《改行有》
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