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プロフィール |
コメント数 |
3929 |
性別 |
男性 |
年齢 |
53歳 |
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1. 続・黄金の七人/レインボー作戦
正直、さすがにこれはアホ過ぎるとは思いますが。どんな小道具にでもとりあえず「アンテナ」をとり付けておけば、SFチックな「ハイテクマシーン」に見えるでショ、という、この上なくチープな発想。今回も大掛かりな“強奪作戦”が展開されるのだけど、これらアホアホな小道具に頼り切りで、作戦自体は殆どアタマを使っている形跡がみられません、どうしちゃったんだ、教授。風刺っぽい味わいも無くは無いけど、現代のおとぎ話と呼ぶにはいまひとつ。・・・ただ、ねえ。やっぱり憎めないのよね(笑)。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-07-23 16:21:18)
2. 続・さすらいの一匹狼
偶然出会った古い友人から二束三文で牛を購入し、ホクホク顔のジュリアーノ・ジェンマ。しかし町に到着した彼を待ち受けていたのは、「これは盗まれた俺の牛だ」という非難の声。「いや、確かに買った牛だ」「何を言うこの盗人め」と押し問答の末、銃を抜く騒ぎとなり、彼はその男を撃ち殺してしまう。「牛泥棒の上に、人殺しまでしやがって」と、彼を追いつめリンチにかけようとする町の人々、ジェンマは間一髪抜け出して、「必ず無実を証明してやる」との言葉を残し、牛を売った男の行方を追う・・・映画のあらすじのようですが、さにあらず、ここまでが前置きです。ここでタイトルです。いやあ、濃いですねえ。例によって例のごとく、タイトル明けには、さっそく本題がズレ始めるのですが、心配ご無用、ちゃんと登場人物の枠内に収まるように、物語は都合よく収束していきますから。そんな感じで、「無実を晴らすも何も、牛を盗まれた人を殺しちゃったのは事実でしょうに」「だいたいそんな怪しい牛を買うヤツが悪い」など、“自己責任”ブームの昨今、ジェンマの味方をして映画を見てくれるヒトもあんまりいなくなっちゃったかも知れませんが、いずれにせよ、この“町の人々によるリンチ”ってのが、本作の面白いところですね。盗んだ牛を売った悪人、その悪人を必死で追いかける主人公、さらに主人公がある女性を救出するエピソードもあり、このあたりは「復讐劇」の要素なんですけれど、映画の背景を覆う“町の人々のリンチ”は、それとは一線を画し、もっと無目的で無表情で無軌道な圧力、なんですね。主人公の味方をしてくれる脇役の存在が、かえってそのリンチの不気味さ、コワさをよく出していると思います。クライマックス、大勢を相手に銃撃戦を繰り広げるジェンマ(オマエはランボーか)、このツキヌケぶりは必見です。・・・まあどっちみちマカロニ(しかも所詮はジェンマ主演)なんですけど、何とかホメてみました。はい。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-31 22:38:53)
3. その男ヴァン・ダム
その男●●。この●●に入るべき名前が“ヴァン・ダム”で本当にいいんだろうか。ちょっとシャレになってないんじゃないだろうか。大きなお世話です。でも心配。冒頭の長廻し、普通なら肉体派の身体能力の見せどころ、それを逆に、「ああキツイ」とオチをつける。本当にキツそう。もっともこの作品、ヴァン・ダムがヴァン・ダム役で出ているとは言え、時間が行ったり来たり、視点が代わり、場合によっては顛末まで差し替わってしまう、そういう作り込んだ構成が、フィクションであることを念押ししています。しかし完全なフィクションとも言え無さそうなトホホなところが、この作品の魅力でもある訳ですが。ただ、構成を作り込んだ割に、撮り方はちょっと雑なのでは? 長廻しが、単なる「あのスター、ヴァン・ダムなんだから、うまく演技するでしょ、まかせとこ」みたいな。前半は結構笑って観てられたんですけど、後半、ズルズル行ってしまった感が。[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-02-25 18:49:02)
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