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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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1. 裏切りのサーカス
《ネタバレ》 説明的なシーンを極力省いていて、最小限の描写で状況を伝えようとしているので、そのサインを見逃すとなかなか状況が掴めない。
なので、気軽に1度見ただけでは難しい。
原作を読んでいればまだ理解しやすいのだろうけど、原作を省略しているところもあるようなので、未読では尚のこと難しいかも。
しかも、サーカスの幹部の中でも、二重スパイのフリをして敵の情報を掴もうとしている者と、本当に二重スパイで敵に情報を流している「もぐら」が混ざっているので、余計にややこしい。
また、人間関係のややこしさは、仕事上のことだけでなく色恋も絡んでくる。
更に、男女間の純粋な恋愛だけでなく不倫や男同士の同性愛も絡んでいるのでわけがわからなくなる。
二重スパイのフリをして敵の情報を得ようとするウィッチクラフト作戦は、結局は「もぐら」のせいで敵のカーラには筒抜けでカーラの流す情報を掴まされていただけだった。
サーカスチーフのアレリンはソ連を手玉に取っていたつもりだったが、「もぐら」を操るカーラの術中にまんまと嵌っていたわけだ。
元諜報部員の実話がベースにあるということで、派手なアクションもなく地味だけれどリアリティのある作品。
「ミッション:インポッシブル」や「007」のようなスパイ映画とは対照的なので、そっちを期待して見ると拍子抜けになれど、こちらはあくまで本物志向。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-12-04 01:50:51)《改行有》
2. 美しき諍い女
《ネタバレ》 4時間は長すぎる。
しかも驚くほど地味なので、さらに長く感じる。
いくらベアールが魅惑的で、美しい肢体を晒してがんばったとしても、とてもじゃないけど最後まで持たない。
画家とモデルのリアルな間や空気感を出したかったのだろうが、この半分にまとめていいくらい。
絵画や芸術に関心が高いなら面白く見れるかもしれないが、エイターテイメント性に乏しいのできつい。
芸術家的というか哲学的というか、画家の思考回路や感受しているものがさっぱり理解できない。
フランス映画で時に遭遇する、自分の理解力を超えた難解すぎてお手上げの世界。
集中力も切れて、なんとか理解しようとする気も失せる。
絵のモデルをすることが、この映画を最後まで見ることと同じくらい大変なことはわかった。[DVD(字幕)] 2点(2015-04-01 01:50:16)(良:1票) 《改行有》
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