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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  チェ 39歳 別れの手紙 《ネタバレ》 ゲバラが死を迎えるときですら何も感じられず、「つまらない」以外の一切の感情が沸かなかった。 ソダーバーグはいったい何を伝えたかったのかが全く分からない。 「一人の英雄がジャングルで死んだ」という15文字程度の出来事を4時間も掛けて見せられたら、怒りたくもなる。“英雄”を描いてくれればいいが、“英雄”すら描いていないのも問題だ。ゲバラの生き様を描くというよりも、ゲリラ活動のドキュメンタリーかHOWTOモノでも見させられている感じだ。 ボリビアのゲリラ活動を描くとしても「なぜゲバラはボリビアでの革命に失敗したのか」というポイントに絞っているわけでもなく、前編に引き続きストーリーは何に等しく、山中行進や逃避行や脱走などが繰り広げられているだけだ。肝心の緊迫感・緊張感・追い込まれ感といった観点からみても何かが足りない。 ゲバラについてはほとんど知識がないので、何も知らずにこんなことを書くのは恥ずかしいことだが、素人考えではゲバラの「ボリビアのゲリラ活動」はゲバラを語る上ではそれほど重要ではないと思っている。 本当に重要なことは「別れの手紙」を書くに至るまでではないのか。 キューバでの革命に成功させたゲバラが理想の追求により、キューバ政府内において孤立していき、カストロとの距離が徐々に大きくなり、国際会議での演説によりカストロとの亀裂が決定的になったことが重要ではないのか。 カストロ個人宛に書いた別れの手紙を、自分の意思には反してキューバ国民に公表されてしまい、アルゼンチン人の外国人であるゲバラがキューバに居場所をなくして、アフリカのコンゴ・南米のボリビアへと新たな居場所もしくは死に場所を求めたことが重要ではないかと思っている。 ゲバラを描く上で必要不可欠な“カストロとの関係”という肝心なことをすっ飛ばして、どうでもいいことを描いたと感じれば、点数は低くせざるを得ない。自分が思い描いた作品ではないという理由ではなく、ポイントがズレていると感じるので評価を下げたい。 本作を見る前に「モーターサイクル・ダイアリーズ」を見直してみたが、あれこそまさに“革命”への想いが感じられる熱い映画だった。本2部作とは何かが決定的に異なる作品だ。ソダーバーグ作品には「スゲぇ面白い」という作品もあるが、多くは「何が言いたいの」としか感じられない。本作をもって彼の作品には別れを告げることになりそうだ。[映画館(字幕)] 2点(2009-02-07 23:38:30)(良:1票) 《改行有》

2.  チェ 28歳の革命 《ネタバレ》 ゲバラについては詳しくは知らないが、ドキュメンタリーを見たことがあるので、「名前」を知っているというレベルではない。ある程度の全体像を掴んでいたので、それなりには楽しむことはできた。上映前の説明と本作の映像だけでは足りないので、“知識”で流れやキャラクターや時代背景などを補えないと少々苦しいか。 それにしても、ソダーバーグ監督の相変わらず訳の分からない演出が微妙だ(他の作品よりはマシなレベルか)。一貫としたストーリーはなく、イメージやエピソードをぶつ切り状態にしている。ドキュメンタリー風なタッチをメインにして、観客にも一人の兵士として参加してもらおうとしているのだろうか。 そういう趣旨は分かるが、“狙い”はやや空回りして、むしろ“逆効果”のような気もする。全体的にボヤボヤしすぎてしまい、全体像が掴みづらくなってしまう。 後編を見ないとなんとも言えないが、単に山中を行進して、市街戦を繰り広げて、国連で演説したり、インタビューを受けたりしているとしか描かれていない。 素直に撮りたくないというのは分かるが、“褒めること”も“貶すこと”もしにくい映画に仕上がっている。 確かに、ゲバラをヒーローに描くことはできないのだろう。 アメリカ人には敵国ともいえるキューバの革命を賞賛することもできない。 こういう場合には、ありのままの“事実”のみを描かざるを得ない。 一方のサイドに感情を込めて肩入れすることはできないので、ニュートラルのまま突っ走らざるを得ないのは分かる。 そうすると、彼の「革命」に対する想いが見えてこなくなってしまう。 『革命とは“愛”だ』という言葉はカッコいいが、その“愛”を感じさせるものが欲しいところだ。 戦うことだけではなく、食料を調達することも、仲間の怪我を治療することも“革命”というセリフがあった。 読み書きを教えることも当然“革命”なのだろう。 規律を厳しくしたり、仲間を処刑することも、兵士に革命を放棄させることも彼にとっては“革命”だ。 本作に描かれていることは、彼にとっての“革命”の総てなのかもしれないが、“革命に対するパッション”というギアをもう一段、深く入れて欲しかったところだ。 後編を見たところで、「ゲバラの生き様」「ゲバラがなぜ賞賛されるべき人物なのか」「革命とは何か」を感じることはできないだろう。 こういう部分は本で勉強するしかないようだ。[映画館(字幕)] 5点(2009-01-24 23:45:07)(良:1票) 《改行有》

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