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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. チキンとプラム ~あるバイオリン弾き、最後の夢~ 《ネタバレ》 なんというか、作風はファンタジックですが内容は非常にシビアでしたね。主人公の思いも、周囲の人たちの思いも結局は自分の中で秘めたもので終わってしまい、悲しい結末を受け入れざるを得なくなってしまいましたからね・・・。 相互理解の大切さ、そして難しさを痛感させられる映画でした。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-05-23 00:23:34)《改行有》 2. 小さな赤いビー玉 《ネタバレ》 ドイツ占領下のフランスに於けるユダヤ人迫害の様子を、ある兄弟の姿を通じて描いています。ユーモラスなシーンもところどころ交えながら、ナチスに協力的であったり、ユダヤ人に同情的であったり、全く無関心であったりというようにフランス人の中でも対応がバラバラであったことを冷静に映し出しています。 ナチス協力者と主人公の少年の会話の中での「またユダヤ人を作るかも・・・・」という少年のセリフが、非常に人間の業のようなものを鋭く指摘しているように感じて印象に残りました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2010-02-07 22:05:00)《改行有》 3. チェ 39歳 別れの手紙 《ネタバレ》 ひたすら地味で重苦しいゲリラ戦の描写が続くので、ゲバラの生涯にすごく興味のある方以外は結構辛いと思います。ただ、逆にその辛さを体験することによって、革命は半端な気持ちじゃ成し遂げられないということを思い知る良い機会かもしれません。そのくらい、リアルなゲリラ戦の空気を作り出している映画です。 しかしまあ、最後の銃撃戦からゲバラ銃殺までの流れの凄さを味わうだけでもこの映画を観る価値はあると思います。ただし、非常に客観的な描写がされており観賞前にはある程度予習をしておくことをお勧めします。この作品で描かれるゲバラには、「英雄オーラ」は殆どありませんし、気を抜くと誰がゲバラかわからなくなってしまう位ですから・・・。 [映画館(字幕)] 7点(2009-02-09 19:57:51)《改行有》 4. チェ 28歳の革命 《ネタバレ》 基本的に説明の少ない作品なので、チェ・ゲバラやキューバ革命についてある程度知識が無いとついていけないかもしれませんね・・・。これから観ようとする方は、Wikipedia等で予習しておくことをお勧めします。 それにしても革命の描写はイマイチでしたね。戦闘シーンばかりが印象に残り、ゲバラがどのように革命理論を構築し実践していったかが良くわかりませんでした。それよりも、革命後、国連総会出席のため訪れたニューヨークでのゲバラの行動・発言が非常に興味深かったですね。 [映画館(字幕)] 7点(2009-02-07 23:46:13)《改行有》 5. 中国女 《ネタバレ》 非常に政治色の強い作品ですが、とにかくファッション・音楽・セット全てが洒落ています。セリフとかは時代を感じさせるんですが、それ以外の部分は今見ても鮮烈で格好いいです。 内容的には、電車の中でのテロを計画している学生とそれを諫める先生(?)の会話が印象に残りました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-03 23:01:03)《改行有》 6. 地下鉄のザジ 《ネタバレ》 なんというか、ギャグやコメディのアニメ-ションを実写化したかのような不思議な作品でした。とにかく、ハイテンション(ドタバタ?)でカラフルでポップでシュールな世界が繰り広げられます。 本当に「花の都」と呼ぶに相応しいパリを堪能できる作品です。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-11 22:52:52)《改行有》
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