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1. ディーバ
80年代映画の宿命か、音楽や演出、ストーリーやキャラクター、映像センス、全てが古臭くて野暮ったい。サスペンスの展開にもなんか緊張感がないし、アルバちゃんの変なドレスは動くたびにガサガサ音がするし。と、センスを酷評してみたが、この評価の高さを見るとセンスがないのは俺なのか…としょんぼり。[DVD(字幕)] 4点(2009-05-24 11:05:30)(良:1票)
2. デリカテッセン
セピア調の荒廃した工場のようなアパートで繰り広げられたのは、群像劇の人間ドラマだったのか、身の毛もよだつホラー、サスペンスだったのか、男女のアドベンチャー/ファンタジーだったのか、それともやはりただのコメディだったのか、見終わっても判然としません。
徹底的に凝り性の監督がやりたいことを全て丁寧に作り上げて、なんとも手間をかけて拘りの強い作品を作り上げてみたら、なんだかわけわかんなくなっちゃった、っていうような映画ですかね。きっと一回では見逃したこともきっと多いので、もう一回観たくなります。内容は薄く説明もしないけれど楽しみどころの多い、不親切な芸術的エンターテイメント。そんなに暗く感じなかったけどなぁ。
[DVD(字幕)] 8点(2008-07-27 02:06:02)(良:1票) 《改行有》
3. 天井桟敷の人々
《ネタバレ》 映画通の人がやたらナンバー1映画にあげる3時間をこす大作とあらば身構えてしまいますが、想像以上に良かったです。白黒なのに派手さがあって、3時間という長丁場にも拘らずグっと魅せられてしまい、とにかく隙のない映画だと思いました。
愛するだけでも、愛されるだけでも幸せになれず、愛し合っていていても遠く離れてては幸せになれないんですね・・・。切ない。幸せになりたい。と乙女な気持ちになりました。[DVD(字幕)] 9点(2008-06-18 18:38:47)《改行有》
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