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プロフィール |
コメント数 |
877 |
性別 |
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自己紹介 |
喰わず嫌い無し! ジャンルを問わず何でも観ます。 |
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1. ニキータ
《ネタバレ》 初鑑賞は社会人1年生の時に映画館で。
「リュック・ベッソンの新作だから」と言う理由で銀座の映画館に馳せ参じ、
その斬新さ・面白さに全身鳥肌状態となり、鑑賞を終えたその足で山野楽器のCD売り場でサントラ買って帰りました。
この手の暗殺者ものにありがちだった定説を見事にぶち壊し、粗削りが過ぎるものの強引にラストまで持っていくその勢い。
リュック・ベッソンの若さが炸裂した傑作だと思います。
特に秀逸なのはラストシーン。「手紙は破いた」と言うマルコの台詞にニヤリと笑うボブ、
「お互い寂しくなるな」「ああ」と言う短いやり取りの後に画面が暗転し、エンドロールが始まる...
エリック・セラの"The Dark Side of Time"も他には考えられない位にベストマッチ。
この終わり方、映画館で一瞬唖然とした後で思わず「かっちょえ~」と口走ってしまいました。[映画館(字幕)] 10点(2024-07-23 14:25:46)《改行有》
2. 2046
《ネタバレ》 実に19年振りの鑑賞。
まだレビューしていなかった。
退屈である。
BGVの様に流して観るならなんとか最後まで付き合えるかな、と言う映画。
キムタクが「何を演じてもキムタク」と呼ばれる理由が改めて良く判った。
フェイ・ウオンとチャン・ツイイーはひたすら美しい。
彼女たち二人を愛でる為の作品であり、キムタクのファン含めそれ以外の方々にはお勧めしません。[CS・衛星(字幕)] 2点(2023-05-17 17:51:44)《改行有》
3. 2重螺旋の恋人
終幕の”オチ”まで妙な緊張感が持続する疲れる映画。
決してつまらなくは無いが、あの”オチ”はある意味でそれまでの物語の全てを自ら全否定する様なもので、
厳しい見方をされるレビュアーの方々には駄作と判断されるかも知れない。
ヒロインの容姿に”ローズマリーの赤ちゃん”の影響が見て取れる。
もしかしたらオゾン監督は彼なりの解釈で同作を撮りたかったのかも知れない。
かなり趣味の悪いスプラッター・ムービー的な場面も有り、
また女性の妊娠と言う出来事が物語を構成する上で大きな要素を占めているので、
女性はかなり不快感を感じるのでは無いだろうか。
なので、本作はお洒落なエロティック・スリラーの様な宣伝をしているが、
鑑賞されるならば、それなりの覚悟をされてからの鑑賞をお薦めします。[映画館(字幕)] 7点(2018-08-26 09:06:00)《改行有》
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