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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 男と女 人生最良の日々 《ネタバレ》 アヌーク・エーメ、トランティニャン、共に90歳近いにも関わらず、なんと若々しく、そして素敵な齢の重ね方をしていることか。これは決して「つくりもの」では無く、実際に2人がこーいう感じに「イカしてた」が故に撮ることになったという映画なのだろう。 永い人生を健気に生きていくと、いつしか種々の柵は全て融けて、本当に美しかったものだけが残る、とでもいう様な。それが真実の愛であり、その人のその人たる純粋な美しさ、なのであろうか。この2人の様に年齢を重ねてみたいものだと思う。[映画館(字幕)] 8点(2020-07-30 21:10:43)(良:1票) 《改行有》 2. 男と女(1966) 《ネタバレ》 映画というよりも、むしろ詩と歌と絵、いささかミュージックビデオの方に近いとも思われる作品で、実はストーリーはあって無い様なもの、かも知れない。しかし、詩的で抒情的な愛の語らいは洒脱なフランス語で音的にも心地良く(フランス語って、愛を囁くためにある言語ですよね)、そして音楽は何と言ってもフランシス・レイの超傑作ウルトラ・スタンダード・ナンバー。なんと予算不足が原因とのことだけど、モノクロの綯交ぜになった映像面の美しさも実に味わい深く、ここに加えて、フランス的美意識のひとつの到達点とも言うべきアヌーク・エーメの芸術的な美人ぶりが正に至高、という。 愛とは甘さ、であるかの様にただ甘くて、最後に少しだけほろ苦甘く融けてゆく後味の良さも含め、あくまで雰囲気映画だが、その部類では随一、という作品。傑作かと。[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-07-25 01:26:25)(良:2票) 《改行有》 3. 恐るべき子供たち 《ネタバレ》 元ネタはジャン・コクトーの小説っていう文芸映画。なんかテキパキとしていて雰囲気もイマイチな上、無邪気さ幼稚さ以外の感情の表現はさほど上手いとは言えず、少ーし上滑りな感じ。内容自体はまずまず面白いと思うのだが(シンプルながら深かった『海の沈黙』と比べると、やや複雑な物語だが)、映画化としては正直微妙な感じ。演技も少し古臭い上にやや大袈裟(特に女優)。[DVD(字幕)] 5点(2019-12-07 17:32:43) 4. 男と女II 《ネタバレ》 アンヌはプロデューサーで映画作るのにメチャ忙しそうだし、何やら異常殺人犯とか出てくるし、メンヘラ彼女のせいでジャン・ルイは遭難するし、ハッキリ言うけど何の話だかサッパリ分かんない(少なくとも二人の愛の物語とかではない)。ジャズ・ロック風な例の曲とか音楽もなんかセンス無いし(ド初っ端から驚愕)、アレンジし過ぎて失敗してるようにしか見えない。[インターネット(字幕)] 4点(2020-02-09 04:14:31)
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