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1. バイオハザード(2001)
ちょっと落ち着いたオープニングから始まったと思ったら、イキナリ、テンポが急転!何が起こったのか分からないけど、なんだかドキドキ。主人公アリスは記憶を失っているという設定なのだけれど、その記憶が徐々に戻っていくにつれて、物語のナゾも解けていく、といううまい構成。恐い映画はあまり好きではないので、「エレベーターのシーン」や、「レーザーのシーン」では思わず体をそらせてしまいました。
ゾンビ化した研究員の気持ち悪さにもグェ~。このゾンビは、「食べること」という欲望に基づいて襲ってくるという設定なんですが、だったらなんでゾンビ同士共食いしないんだろう・・(生きてる人間しか食べない?)という事はおいといて、閉塞感の中での恐怖の描き方が良かったと思います。
気の強いレイン役のミシェル・ロドリゲスが良かった。8点(2003-11-13 20:27:30)《改行有》
2. 8人の女たち
人物相関図を頭に描いていくと、ストーリーが進むにつれ、いろんな線が張り巡らされていきますが、分かりやすいので問題なかったです。
「雪で閉ざされた大豪邸で殺された一家の主。8人の女性のうち、犯人は誰?」が主題なのですが(?)、映画を観る上で、そんな事、どうでも良くなっていきました。タネやオチは結構ベタでしたし。それより8人の女優たちの演技合戦を見る映画かな。ミュージカル映画だけあって、時折、ソロパートの歌が差し挟まれるのですが、この妙な雰囲気になんとなく呑み込まれてしまいました。
ミュージカルっぽいラストの1カットはこの映画をビッと引き締めていたと思います。6点(2003-11-15 10:40:06)《改行有》
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