|
1. ハンターキラー 潜航せよ
《ネタバレ》 確かにロシアの軍事要衝に空から海から侵入する
ことができるのかなど、設定にご都合主義的な無理が多々あるのです
が、観ている間はそんなことも忘れて次から次へと起こる展開に引き
込まれて最後まで一気に観ることができました。社会性など求めずに
娯楽映画ととらえれば非常に良い作品ではないかと思いました。
キューバ危機などを娯楽性豊かに描くとこうなるのかもしれません。
時間枠の制限があるために、地上と海中での描写や登場人物の背景説明
も中途半端で分かりにくかったのですけど、まあそれが映画というもの
なのでしょう。何でもかんでも全て描けばよいというものでもありませ
んから。[地上波(吹替)] 6点(2021-03-21 13:12:00)《改行有》
2. パーフェクト・カップル
《ネタバレ》 私の場合事前に、どうせクリントンを徹底的にこき下ろした、大統領選の裏側暴露のブラックコメディー作品だろう、という先入観があって、ほとんど期待せずに観たので、予想外のシリアスな内容で意外に面白かったです。「ワッグザドッグ」などから比べると派手さや刺激が少ないし、娯楽性はないのかもしれませんが、大統領に絡んだこれ見よがしの露悪的な作品にはもう食傷気味なので、こういった作品の方が反って新鮮味を感じます。少なくともまだアメリカにも良心が残っているのかもしれないという淡い期待を感じさせてくれます(もしこれがクリントンの実話に基づいているのなら、こんなことがあってようやく大統領になったのに、性懲りも無く彼はモニカ・ルインスキーなどと事を起こしてしまったわけで、なんともはやという感じです)。新奇の無い政治物ということで点数を低くしてますけど、後味は悪くなく楽しめました。トラボルタもがんばっていたと思います。6点(2004-11-03 09:30:20)
|