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プロフィール |
コメント数 |
604 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/ |
自己紹介 |
2004年から映画専門サイトをたちあげました。 ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。 リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ ザフューチャーなどのアンブリンもの。 十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・ 自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ 思いも変わると思います。その中で、共感できる人が 多ければ売れるのでしょうね。 たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・> と、マニアックな映画にも手をつけますが、 できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、 子供時代に帰ってるみたいです・・ それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・
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1. パリ空港の人々
《ネタバレ》 「ターミナル」の元と言われる本作がようやく見つかりました。
中古屋で売ってたのが高かったので借りようと探していたのですが、
買わないで借りて正解でした(つまらないというわけでもありません)
フランス映画だったので筋はともかく映像描写に期待したんですが・・
ものすごくギャップがあり1970年代くらいの映画に見えました。
まあさすがに先に「ターミナル」の豪華な俳優陣や演出を観てしまうと、
地味すぎるかなぁと思いました。
「大空港」「エアポート」シリーズと比べても地味。
お話自体は笑えてほのぼのします。
そして随所に「ターミナル」と同じ演出が見られます。
そこらでニヤニヤできるから見る順番が違うとどうでしょうか?
こちらを先に観ていたとしたら・・
やはり私は「ターミナル」のほうがいいなぁ。
なぜなら空港というところは閉鎖的ではあれどある程度の豪華さも必要かなと。
パリ空港とJ・F・ケネディ空港を比べても仕方ないのですが・・
「アパートの鍵貸します」のころのような作りはできなかったのでしょうか・・
一時外に出られるシーンもありますが、
パリの夜景の豪華さはあまり感じられなかった。
ここも「ターミナル」のラストの夜景が美しい。
しかし地味で面白みはありませんがラストはこちらが上でしょう。
ハリウッド映画にはないオチがあります。
ブラック入ってます。
このラストはフランス映画ならではとも思いました。
続編があるような余韻のある終わらせ方でした。
「ターミナル」を観た人でラストがどうも・・という人にはまた違う意味のラストが・
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-20 04:13:36)《改行有》
2. 薔薇の名前
《ネタバレ》 難解なミステリーです。
これはキリスト教に詳しい人のほうが楽しめるかなぁ・・
どちらかというと私は映画は旧約スペクタクルが好きですので、
中世みたいな新しい時代になると人間関係がややこしい。
宗派もたくさんあるしこの時代の教会内部も説明不足。
話の進め方はのちの「クリムゾン・リバー」がよく似ています。
でもショーン・コネリーのほうがいい。
映画が濃いのでコネリーがまだ薄く感じたくらい・・濃いですよ。
ホラーよりの映像とどろどろの人間関係、
ややこしい時代に閉鎖感ある教会の連続殺人事件・・
監督はジャン=ジャック・アノー、難解な大作をよく手がけています。
「セブン・イヤーズ・イン・チベット」もでしたが、
時間が足らず演出はよいのですが説明で済ませてしまうところが・・
薔薇の名前は難解ですのでシャーロック・ホームズのように、
コネリーが解いてゆく手法は仕方がないしわかりやすくはなっています。
図書室から本が消え別の書庫を探すのですが、
教会のあんなところから洞窟になっていたんですね・・
「エクソシスト・ビギニング」にもありましたが、
わりとよく使われている場所です。
後半が冒険もののような感じで前半よりもテンポがよい。
悪そうな個性的すぎる配役が多くたぶん忘れてしまうと思いますが・・
笑うことがどんなに罪なのか言われるとなるほどとまた苦笑してしまう。
恐れることこそ大事で疑問に思うことは宗教の邪魔・・
宗教にそんなに詳しくはないのですが、
捉え方が違うだけで結局キリスト教もユダヤ教も変わらない。
擬人化されたわかりやすさでキリスト教は一番受け入れたのですが、
それはあなたたちではないと思うんだけどなぁ・・
と、こういう世界にも勘違い救世主がいるのでした・・
笑うことが罪だという隠される本の著者がかのアリストテレスというのが皮肉。
宗教の邪魔になるような書物は隠さなければならない・・
「華氏451」というトリュフォーのSF映画を思い出しました。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-12-04 15:20:34)《改行有》
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