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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. パリの灯は遠く 《ネタバレ》 列車に乗ったアラン・ドロンの表情が光る。狂気だ。自由を捨ててでも謎の真相を知りたい。知ろうとするあまり身を滅ぼす。いや、滅ぼしてもいいのかもしれないね。収容所にいるかもしれないし。確認できればそれで満足なのかもしれない。[DVD(字幕)] 7点(2016-12-11 02:19:01) 2. パリ、テキサス 《ネタバレ》 これまでの人生で、マンガや映画、ドラマ、ノンフィクション・ドキュメンタリーなど様々なものに泣かされてきたけど、本作では本当に身体が枯れてしまうんじゃないかと思うほど泣いた。涙をながすことと自慰行為をイコール視する人がいて、彼らの意見には膝を打つ部分もあるんだけど、本作で私が流した涙は人間の根本に関わる涙だったと思う。息子との再会によってようやく人生と、過去と向き合う決心がついた男が身を落とした元妻とガラス越し、電話越しに対面せざるを得ないという非情な現実、徐々に男がかつて愛した夫だったと気付き、ただただ涙を流す女の辛さ。悲劇の中の悲劇だ。本作のことは絶対に忘れられない。[DVD(字幕)] 10点(2016-03-14 03:06:48) 3. バリー・リンドン 《ネタバレ》 観ていて疲れることはなかったし、退屈することもありませんでした。美しい風景と美術はさすがキューブリックといった感じですが、彼のフィルモグラフィーと比べると異例とも言えるほど淡々と進むストーリー。しかし、バリーの人生はまさに波瀾万丈で、クズっぷりを発揮しつつも運に恵まれ、なんだかんだで上流階級の仲間入りをするまでの流れがとても楽しい。没落していく姿にも儚さを感じます。キューブリックのフィルモグラフィー上では決して目立つ作品ではないものの、さすがの面白さでした。……余計なことかもしれないけど、冒頭のアイルランドシーンでのライアン・オニール、どう見ても少年の顔じゃないんだけど。老けすぎ!お陰でバリーの年齢が分からず、これあの時からどれくらい経ってるの?と思ってしまうこともしばしばありました。[映画館(字幕)] 7点(2015-03-08 08:47:54) 4. はなればなれに 《ネタバレ》 ゴダールらしさに満ちあふれているにもかかわらず、娯楽作としても楽しめる。良い映画だと思います。二人の男に振り回されるアンナ・カリーナが愛おしく感じました。彼女のストッキングを被って強盗に入るという謎の変態プレイには笑わされたし、カフェでの席取り合戦も観ていて楽しかった。ゴダールの会話シーンは即興的な面白さがあって大好きです。アンナ・カリーナが飲んでいるコーラにブランデーを打ち込んだり、トイレでルノーを馬鹿にしたり。なんて楽しいんだ……。[DVD(字幕)] 7点(2014-11-28 01:42:34) 5. パピヨン(1973) ものすごく期待して見たのですが、思った程でもなかったかな…マックイーンのかっこ良さには感心させられますが。[DVD(字幕)] 5点(2013-08-14 16:13:08)
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