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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ビハインド・ザ・サン 《ネタバレ》 いいところが沢山ある作品。映像が幻想的で、光の使い方がとても美しい。テンポも悪くない。子役の演技は光っているし、主演のロドリゴ・サントロはどこから見てもいい男。でも何だか「馬鹿馬鹿しい」感じがするんだよね。一人づつ殺していくなんて「きりがないじゃん」そんなこと、いい大人があれだけいて、わかりきっているだろうに・・・・「どうしても殺さないといけない」という理由が薄くて、演じるひとたちはすごく切迫した表情なんだけど、何だかな・・・・と思ってしまう。そこを差し引いてもブランコのシーン一枚でも、あの映像の独特な美しさは見る価値ありです。[DVD(字幕)] 6点(2009-04-12 20:51:12) 2. ひまわり(1970) もし日本人がこの内容で映画を撮ったら、主演は細面のはかなげな女性で、 ねと~っとした、ひたすら悲しい映画になるのではないかと思います。 ソフィア・ローレン演じる主人公の、悲しいけれど逞しい感じや、 すごく可哀想な状況なのに悲惨さよりも強さが際立っている感じ。 日本とは違う「悲しい女の生き様」が、新しい感性の発見でした。 タイトルの「ひまわり」が、またいいですね。[DVD(字幕)] 8点(2009-02-04 20:14:07)《改行有》 3. ピアニスト 《ネタバレ》 何故このストーリーを映画にしなければならなかったのだろうか。あの女性には、たしかに多少、共感できる部分もある。でもその共感が、ストーリーが進むうちに解決出来るわけでもないし、何らかの感動に変わるわけでもない。映画はファンタジーだから、砂漠の様に乾き切った女に、ブノワ・マジメル君が恋をするのはまぁいい。でもそれを無惨にも潰すラストには、何の意味もない。あの意味の無さが芸術なのだと言われれば、「ああそうですか」と無学な私は言うしかないが、この映画を見た私の二時間に、得るものは何も無かった。無かったのに、あのえぐさは一生忘れられそうも無い。成功している作品なのだろうけど、それを認めたくない怪作。主演二人の演技は、賞を取るにふさわしい、素晴らしいものだったと思う。6点(2004-04-11 08:14:17) 4. ピアノ・レッスン 良かった~ ホリー・ハンター演じるエイダの女の生々しさが格別! 難解な映画かと思いきや、かなり共感し、物語の世界に入り込んでしまいました。最後がプチハッピーエンドだったのも○。アンナ・パキンは、最近美人路線できらいだけど、この役はとても良かった。かわいくて、生意気で、本当は良い子なのに、環境のためにひねてしまっている女の子をとても活き活きと表現していたと思う。カイテルさんかなり不評ですが、わたしはリアリティーがあって良かったと思う。女は腹に惚れるわけじゃなし。10点(2003-09-01 21:34:50)
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