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プロフィール
コメント数 1274
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。
ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。
程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。

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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ピアノ・レッスン 《ネタバレ》 美しい撮影に美しい音楽、俳優による渾身の演技と、ポテンシャルの高い映画であることは認めるのですが、私としては共感できる点が少なかったため、評価は低めです。 主人公・エイダは聾唖者ではなく、6歳の時に話すことをやめて音楽での表現にすべてを委ねたという設定。そんな彼女にとってピアノは体の一部なのですが、一方スチュワートはエイダにとってのピアノの重要性を理解できず、また理解しようともせず、重いピアノは家まで運べないと言ってピアノを海岸に放置した後、勝手に土地と交換してしまいます。ここでエイダのスチュワートに対する感情は致命的に悪化します。一方、ベインズはピアノを所有した直後に自発的に調律師を呼び、それまで野ざらしだったピアノのコンディションを整えます。また、興味本位でピアノを雑に扱ったりせず、このピアノを扱えるのはエイダだけであるという態度を示します。エイダはここにグッときたわけです。一家の大黒柱としての責任を果たしてくれるが、その価値観は狭く固定されて奥さんの感情に寄り添えない男と、社会的には不安定だがちゃんと配慮してくれる男と、どちらがいいですかという話です。 そんなエイダの気持ちは分からんでもないのですが、じゃあ、あなたはスチュワートの気持ちや立場を理解しようとしたんですかという点が引っかかりました。エイダは嫁いだ当初からスチュワートを毛嫌いする態度をとっていた上に、娘が分身のように寄り添っているため、夫婦の営みどころかキスすら交わせないという有様。夫婦とは、夫婦らしい行動をとり続けることでその関係が作られ、維持されるという側面があるのですが、エイダは初っ端からそれを拒絶していたわけです。「慣れるまで待ってあげよう」というスチュワートの気遣いを裏切ってベインズに走るという行為は、さすがに受け入れがたかったです。浮気がバレた後には、一応、夫婦関係修復の態度を見せるものの、「お触りはなしよ」という業者チックなルールを設けたもんで、「ベインズは本番OKだったのに、俺には無しかい」とスチュワートの自意識を余計に傷つけます。 その他、家の前で子供を待たせて浮気相手と事に及んだり、身動きがとれない場面では子供を伝令に使ったりと、浮気に子供を巻き込んでしまう点も受け付けませんでした。そこにいちいち噛み付くべき映画でないことは分かるのですが、人の親としてはどうしても気になりました。[DVD(吹替)] 4点(2015-08-04 14:24:12)《改行有》

2.  ビフォア・ザ・レイン 《ネタバレ》 深いようで深くない映画。必ずしもまっすぐには進まない物語と復讐の連鎖というテーマはきちんとリンクしているし、美しい撮影に支えられて映画には終始重厚な雰囲気が漂っています。「これは何か賞をやらなければ」と思わせる佇まいはさすがなのですが、肝心の人間ドラマは意外と薄っぺら。第1部「言葉」の主人公である僧侶が、殺人を犯した少女を愛するに至った過程はかなり適当にすっ飛ばされているし、2年間も沈黙の誓いを守り続けてきた彼がついに言葉を発する場面の扱いも軽いものです。僧侶には多くの葛藤があったはずなのに、それらがすべて適当に流されているのはもったいない限り。第3部「写真」の主人公であるヒゲのおっさんは、この手の映画にありがちで面白みのないキャラクターに終始しています。第1部の僧侶とは対照的にこの人の悩みは観客に対して積極的に投げかけられるのですが、「かつて傍観者を決め込んだ結果として殺人に加担してしまったから、今度は積極的に声をあげます」という意見はすごくありがち。鋭い切り口や深い考察を期待するとガッカリさせられます。。。 そして、最大の問題児が第2部「顔」。主人公は不倫妻なのですが、子供を身籠っているにも関わらず旦那に離婚を迫る不倫妻と、「俺の実家があるマケドニアに二人で引っ越そうよ。出発は明日。明日までに返事してくれないなら、あなたとはお別れだ」と凄まじい無茶ぶりをする不倫相手。乗車したタクシーの車内で真っ昼間からおっぱじめようとするなどやりたい放題の二人なのですが、こんな登場人物にどうやって感情移入しろと言うのでしょうか?この二人に振り回される旦那が不憫で仕方ありません。いったん旧ユーゴ以外に舞台を移し、作品のテーマに普遍性を持たせることを目的としたパートだとは思うのですが、消化不良でおかしなことになっている部分が多いのでパート丸々不要であったように思います。。。 マケドニア人監督がユーゴ内戦についての映画を撮ったという点と、当時はまだ珍しかった時間軸の解体という手法を社会派ドラマに持ち込んだという新しさ、これらが本作の高評価につながっているのですが、こうした外部的要因を外した場合、本作は大した映画ではないように感じます。[DVD(字幕)] 4点(2012-08-16 17:37:38)《改行有》

3.  ヒットマン(2007) “組織に裏切られた暗殺者が逃亡の過程で人間性を取り戻す”、これまで何度見たかわからないほどありふれた物語です。おまけに設定はあまりに雑(生まれた直後からの暗殺者育成なんてコストかかりすぎ、後頭部にバーコード入れてスキンヘッドじゃ目立ちすぎ、影なき暗殺者が組織のロゴマーク入りの道具を持ち歩くなetc…)。しかししかし、これはゲームを原作とするアクション作品。細かいことには目をつむって、ひたすらにビジュアルを楽しむべき映画です。。。 こんな具合にお母さんのような優しい目で鑑賞していたものの、肝心のビジュアルに面白みがないという困ったことになっています。バカバカしくも手の込んだアクションの連続を期待していたのに、ド派手な銃撃戦はたった一回のみ。代わりに繰り広げられるのはイーサン・ハントの真似事なのですが、これでは主人公がヒットマンである必要がなくなっています。ティモシー・オリファントの身のこなしはなかなか様になっているし、オルガ・キュリレンコはエロくてかわいいけど、映画全体が方向性を誤っているのではどうしようもありません。[DVD(吹替)] 4点(2012-07-04 02:11:37)《改行有》

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