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プロフィール |
コメント数 |
215 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://plaza.rakuten.co.jp/maika888/ |
自己紹介 |
正直、生まれは平成じゃないです。かなり、昭和なムード。昔みた映画を思い出しながらレビューしますので、記憶がずいぶんあやふやかも。なにか変なところがあったら、http://plaza.rakuten.co.jp/maika888/のほうにツッコんでおいてください。
好きな女優 「或る夜の殿様」の山田五十鈴、「近松物語」の香川京子 好きな男優 「お茶漬けの味」の佐分利信 好きなキャラクター グレムリンちゃんとマシュマロマン
☆評価基準 10点:超絶。ほとんど奇跡。 9点:傑作。かつ大好きなんだもーんッ! 8点:傑作だし、好きデス。 7点:素晴らしいです。好みの映画です。 6点:まあ、悪くないと思います。 5点:なにか気になるものはあります(~~; |
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1. フェリーニのアマルコルド
《ネタバレ》 GYAOの無料動画で視聴。このニーノ・ロータの曲は好んで聴いてたけど、映画を観たのは初めて。予備知識なく見始めて、最後まで何の話なのか分からないまま、ワケワカランと思いつつも面白いので見てしまいましたが、要するに家族とご近所のエピソードを綴った回想録なんですね。「春の火まつり」「教室の悪戯」「食卓の喧嘩」「教会の懺悔」「ファシストの拷問」「国王のホラ話」「木登り叔父さん」「アメリカの客船」「霧の朝」「煙草屋の女」「大雪の日」「母の死」「グラディスカの結婚式」…と、およそ2時間で全13話くらいのエピソードが描かれてるので、一話につき10分くらいの「サザエさん」的な笑話集だといえます。ノスタルジックではあるものの、1930年代の北イタリアを描いたこちらの映画は、1960年代の東京を描いたサザエさんに比べて一つ一つのエピソードがかなり過激で下品で濃厚ですけど(笑)。
平均点は低いだろうかと思いきや、すごい高評価なのにびっくり!たしかに、すごく映画らしい映画だと思います。このレビューサイトはスピルバーグ好きが多いという印象だったけど、こんなにフェリーニ好きが多かったとは新たな発見です。[インターネット(字幕)] 8点(2022-03-30 12:55:01)《改行有》
2. 冬物語
《ネタバレ》 ロメールにしては、ハリウッド・ラブストーリーみたいなハッピーエンディング。でも大好き。すごく幸せな気持ちになれる。ロメール映画としてじゃなく普通のラブストーリーとして好き。おしゃまな娘役の女の子がチョーかわいい。よく見ると、この女の子が物語の鍵を全部にぎってる。母親の感情を完璧に写し取っていて、母親が誰のことを好きで、誰のことを嫌いなのか、ちゃんと分かってる。母親を教会に連れて行くのも彼女。最後は二人の再会も演出!ラストでは母親の「うれし泣き」まで物真似。すべての奇跡を呼んだキューピッドはじつは彼女だったわけですね。ところで、この映画の物語が、ロメールにしちゃ、なんとなく「アメリカ的」な感じがするのは、恋人役の男の人がいかにもフランス人っぽいヤサ男じゃなくて、逞しくて快活なカッコいいアメリカ人みたいな男の人だから、ってのもある。じっさいこの彼は、コックの勉強をしにアメリカにも行くわけだけど。こういう男性への憧れをとおして、この映画じたいが、「アメリカ的」な明朗さに対する微かな羨望をテーマにしてる?と見るのは考え過ぎでしょうか・・
8点(2004-03-30 16:37:35)(良:2票) 《改行有》
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