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プロフィール
コメント数 1727
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  ベティ・ブルー/インテグラル<完全版> 《ネタバレ》 以前見たのは2時間版だったか、女がおかしくなって片目を自傷したことだけは覚えていた。 今回、完全版を見てみたが、3時間は長かった。 男に共感するか、女に共感するかで印象が変わってきそう。 男に共感するとしんどい。 女性にとっては女の言動や男からの愛され方に共鳴する人が多そう。 そういう意味ではどちらかというと女性向きの映画に見えるし、実際女性に特に人気があるようだ。 生きていれば自分の思い通りにいかないこともよくある。 ある程度の我慢は社会に適応するためにもどうしても必要になる。 この女はその我慢がまったくできず、激情のままに行動してしまう。 願望と現実のギャップに苦しみ、精神を病んでコントロール不能に陥ったかのよう。 そうした女に振り回されるのは考えただけでたまらない。 ただ、この男も女に依存していた。 二人の愛情は共依存で成り立っているため、現状を客観的に認めてその関係を変えることができなかった。 途中で病院に診せるなどの方法を取らなかったために、取り返しのつかないところまでいってしまった。 最後に男が女を殺してしまったのは理解できる。 許されないことではあるが、心から愛する者が廃人となって生きるのは忍びないことだろう。 男が銀行強盗に女装で行ったのは、場違いなギャグかと感じるほどの失笑もの。 病院に女装で忍び込む前フリだろうが、それにしても違和感がありすぎ。[DVD(字幕)] 5点(2014-09-23 23:23:09)《改行有》

2.  別離(2011) 《ネタバレ》 誰も悪くないような、誰もが悪いような…。 描かれているのは善と悪というステレオタイプではない、どこにでもいるリアルな人間の不幸。 相手を責め、自分の責任逃れをするエゴイズムは、誰でもこうなる要素を内在しているのかも。 愛する者を守りたいがための嘘が絡み合って、どうにも解けなくなってしまった糸のような状態。 認知症の親の介護、事故による流産、リストラによる生活苦など他人事とは言い切れないことだし、一つ歯車が狂えばなかなか元には戻らない。 イランが舞台ということで、貧困と宗教が絡んだリアリティに圧倒される。 敬虔なイスラム教徒のコーランへ誓うことの重さは想像以上で、物語のキーにもなっている。 神に誓っても嘘がつけるところでは成り立たないストーリーで、イスラム社会の特性がうまく生かされている。 チャードルで妊婦がどうかわかりにくくなっているのもそう。 街並みも含めて異国情緒や文化が色を添える。 互いに傷つけあう裁判や夫婦の諍いは、醜さと痛みがびんびん伝わってくる。 夫婦ともに娘をとても大切に愛していながら、それでも夫婦間を修復できずにその大切な愛する者を傷つけてしまう。 一番の被害者は子どもで、なす術のない様が哀れを誘い、後味の悪さが尾を引く。 ラストシーンでは、娘の審判を待つ夫婦は廊下の両サイドに分かれて無言、開かれたドアの向こうにいる相手に目も合わせない。 そのドアを何人もの人々が通り過ぎていく。 ほんの少し歩み寄れば簡単に通れるのに、その距離は永遠に届くことのないほど離れて感じられるという見事な演出。 脚本も兼ねたファルハディ監督の才能がうかがえる。 娘が両親のどちらを選んだか明らかにされていないが、娘の涙は両親の修復をついに諦めた惜別の涙に思える。 父の元にいたのは母に戻ってもらいたかったからで、修復不可能だと悟ったなら母のところにいくのだろう。 父を守るために心ならずも偽証までした優しい娘だから、父を見放してしまった自分を責め続けることになるかも。 判断を観る人に委ねる曖昧な描き方はずるくて好きではないけれど、この作品の場合は描く必要がなくこうしたラストがふさわしい。 緻密に構成された完成度の高い作品だが、残念なのは娘が11歳の設定なのに全然そう見えないこと。 どうしてそんなキャスティングをしたのか不思議だったが、娘役が監督の実娘だったとは…。[DVD(吹替)] 9点(2013-11-12 18:00:15)(良:2票) 《改行有》

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