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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. まぼろしの市街戦 《ネタバレ》 小春日和の休日の昼間にウトウトしながら見ていたい感じの作品ですね。非常に幻想的で、まるで夢の中にいるかのような印象を受けました。大人のための童話と言っても良いかもしれません。 ただ、患者たちも楽しそうに見えますけど、街から出ようとする場面や最後病院に戻る場面など時折出てくる素の部分は非常に冷静なんですよね。もしかしたら、彼らは決して狂っているわけではなく、この狂った世の中から距離を置いているだけなのではないでしょうか。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-11-24 19:30:27)《改行有》 2. マーガレット・サッチャー/鉄の女の涙 《ネタバレ》 マーガレット・サッチャーの政治人生を2時間弱の時間で上手くまとめています。認知症を患うサッチャーが過去を回顧するという形式を取ることで、賛否両論ある政治家としてのサッチャーのを、批判するわけでもなく賛美するわけでもなく客観的に描いているのは評価できます。[地上波(吹替)] 7点(2015-01-25 23:59:29) 3. 迷子の警察音楽隊 《ネタバレ》 国同士が敵対していたとしても人間同士はわかり合えるんだというメッセージを感じさせる良作です。独特な間が時折ユーモラスでもあり、非常に地味なストーリー展開ではありますが退屈することはありませんでした。 [DVD(字幕)] 7点(2008-08-25 19:01:20)《改行有》 4. 街のあかり 《ネタバレ》 観終わった後、元近鉄の鈴木啓示の座右の銘である「草魂」(雑草のように踏まれても踏まれても立ち上がる魂)という言葉が思い浮かびました。人生どんなに辛くても、孤独でも挫けちゃいけないと励まされましたね(ちょっと単純かも知れませんが)。 しかし、主人公はもうちょっと三枚目タイプの方が良かったかもしれませんね・・・・(個人的意見ですが)。 ラストは、単純に希望が見えたとは言い切れない感じでちょっと北野武の「キッズ・リターン」と似たような印象を受けました。 [映画館(字幕)] 7点(2007-08-28 19:25:52)《改行有》 5. マイ・ネーム・イズ・ジョー 《ネタバレ》 ろくでもないスラムから抜け出したくても抜け出せない哀しいロクデナシたちの物語です。もう後半のジョーがブチ切れてからの展開は目を背けたくなるようなものでした。断酒した筈のジョーが酒を飲みながら仲間を淡々と罵るシーンの恐ろしさが非常に印象に残りました。(ピーター・ミュランの熱演が光ります。) [映画館(字幕)] 7点(2007-02-04 15:37:56)《改行有》 6. マラドーナ 《ネタバレ》 マラドーナとクストリッツァという「濃い」組み合わせに非常に期待してたのですが、やや消化不良な感じでしたね。欧米諸国に破壊されたセルビアとアメリカに侵攻されつつあるラテンアメリカを結びつけようとする試みは興味深いものがありましたけど、やはりマラドーナの存在感とスーパーゴールに惹きつけられてしまい印象が薄かったというのが正直なところです。 [DVD(字幕)] 6点(2010-08-03 00:07:45)《改行有》
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