みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 南から来た用心棒 《ネタバレ》 主人公の用心棒は、イカサマ師だし報酬が足りないとなると女と一夜を共のすることを条件にするゲス野郎。それが冷酷非道の悪党を相手に最後は男気を見せて仕事を果たすわけだけど、あまり魅力を感じない。相手役とのロマンスにも入り込めないし、話もありきたり。[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-09-15 01:10:04) 2. ミスター・ノーバディ 《ネタバレ》 シュールで哲学的なSFファンタジー。人生に訪れる幾つもの大きな分岐点。違った選択肢の先をパラレルワールドのように何通りも描いてみせる。他人の幻想の中にいるようで、不思議な感覚。狸に化かされ煙に巻かれたような。とりとめのない感じで、一見ストーリーが破綻しているようにも見えるが、なんとなく乗せられてしまう力もある。 結局、あの老人の人生はどういうものだったのか? 緻密に構成された含蓄のあるシナリオで、観る人にいろんなイメージが膨らませる。決して好みではなく、観ているときはさほど面白いとも思わないが、なぜか気になって後を引くようにジワジワとくるという、引っかかりのある映画。またいつか見直してみたいような気もする。 同監督の『トト・ザ・ヒーロー』と少し似たテイストも感じるけれど、そちらのほうがわかりやすくて面白かった。[DVD(字幕)] 5点(2015-04-26 22:48:59)《改行有》 3. ミスター・ノーボディ 《ネタバレ》 いろいろ粗が目に付いて楽しめず。 ライフルで鞍に仕込んだダイナマイトを狙うのはいいが、相手が正面からやってくるのに角度的に鞍を狙えるわけがない。 正体不明のノーボディの意図がよくわからず、伝説をつくるためとボレガードにまとわりつくので、ネタバラシまではストーカーのような変人に見えてしまう。 最後でやっとノーボディの意図がはっきりするが、それまでは何のための戦いかわからなくて盛り上がらない。 時折はさまれる軽いタッチのコメディ要素も、緊張感を削いで合わなかった。 飄々としたテレンス・ヒルはカッコよかったし、モリコーネの音楽は相変わらず素晴らしいので、こういう変化球ではなく本格派の西部劇をレオーネに作ってほしかった。[DVD(吹替)] 4点(2014-11-28 00:18:27)《改行有》 4. ミッション:8ミニッツ 《ネタバレ》 死亡した男の脳が8分間過去の仮想空間にアクセスするだけではなく、リアルなパラレルワールドを作り出すアイデアはSFとして秀逸。 ただ、最後はストップモーションのところで終わったほうが余韻の強いものになった気がする。 皆が救われた奇跡のハッピーエンドに見えるが、ショーンの意識がコルターに上書きされたとしたら、乗っ取られたともいえるのでショーンだけが救われていないような。 それを考えても、奇跡が起きる前で終わったほうが哀しくも美しいラストできれいな締めくくりになったはず。[DVD(吹替)] 7点(2013-11-22 20:22:39)(良:1票) 《改行有》 5. 魅せられて(1996) リヴ・タイラーとトスカーナ地方の風景がキレイ。それだけ。[ビデオ(字幕)] 4点(2012-12-16 23:58:52)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS