|
プロフィール |
コメント数 |
707 |
性別 |
男性 |
年齢 |
55歳 |
自己紹介 |
観た映画はできるだけ褒めたい。 |
|
1. めぐり逢わせのお弁当
《ネタバレ》 今時スマートフォンやパソコンを使わない連絡方法なんて映画では使えないのだけど、弁当配達のシステムを使うという手がインドにはあったか。
手紙が届くのを次の日まで待つ、なんていうドキドキは今は昔になったけど、やっぱりそれに勝る恋愛ツールは無いということを改めて考えさせられた。
少しずつ心の距離が埋まっていくのを、焦らず、じっくりと描いているのも上手い。
そして恋愛マスターであり、料理マスターでもある「おばさん」が最後まで姿を見せないのも憎い演出。
インドの因習を考えると、イラが娘を連れて駆け落ちするところまで描くことは難しかったのかもしれないし、それがかえってこの映画を上質で現実的なものにしている気もするのだが、女性が自分自身の人生を自ら選択して生きる、ということを肯定している映画ではないかという気がしている。
踊らないインド映画、いいと思うんだけどなあ。
インド本国での評判が気になるところ。[インターネット(字幕)] 8点(2021-07-31 21:15:36)《改行有》
2. 女神の見えざる手
《ネタバレ》 鉄の女として描かれるロビイストは、ファッションも身のこなしも最高にカッコいい。
女としての幸せを完全に割り切ってるところも潔い。
でも、一度だけ自信をなくすオフィスでのシーン。
それまでの冷静さと緻密さを失わせかねない弱さを見せて、ラストであの切り札。
映画として最高に面白かった。
ジェシカ・チャスティンは、ちょっと苦手なタイプだったけど、この映画は完璧はまり役。
エスコートサービスの男性とのロマンスも見てみたかったかも。
口を割らなかったアイツも最高にカッコいい。[DVD(字幕)] 9点(2018-11-03 22:16:44)《改行有》
|