みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. モラン神父 《ネタバレ》 メルヴィル監督作品なので鑑賞したものの、カトリックの話なので感情移入できず。 ストーリー展開自体は悪くはない。[インターネット(字幕)] 5点(2022-06-04 19:48:16)《改行有》 2. 殯の森 《ネタバレ》 私も尾野真千子に後ろから温められたい! その欲求でモヤモヤしたまま終了。[インターネット(邦画)] 6点(2021-07-25 22:19:48)《改行有》 3. モーターサイクル・ダイアリーズ 《ネタバレ》 勝手にバイクで南米大陸を旅するロード・ムービーだと思っていたのだが、少し違った。 バイクは前半戦で壊れて、早々に離脱してしまう。 しかも後半の30分は、旅ではなくハンセン病に関する島での物語。 勝手な思い込みだったので、予想が外れたのは仕方ないが、私にとっては真面目すぎる内容だった。 伝記ものだから、当たり前かもしれないが。 それにしても、この二人、互いの短所を補い合う絶妙なコンビだった。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-04-18 00:58:34)《改行有》 4. モード家の一夜 エリック・ロメールらしいというか、とにかく“対話”を軸にして話は進んでいく。 会話を適当に聞き流してさえいれば、ストーリー自体はテンポが良いので、最後まで普通に楽しむことはできる。 しかし、30過ぎのオッサンが、街角で22歳の女子大生をナンパって、本当に成功するんだろうか? もしするんだったら、明日から街に繰り出し、学生に声をかけまくりたいのだが。 敬虔とは言いがたいカトリック信者の主人公が、宗教の矛盾を指摘してたくせに、自身は若い女性を前に、単純な男の欲求をむきだしにするという、矛盾の二重構造。 それと、無神論者とか、宗教に無関心だとかのテーマは意外と興味があったりして、私自身は何らの宗教にも属してはいないが、人は何故、宗教に流れるのか、そしてそれを否定する立場の人間は何を根拠に否定しているのか。 そんなことに興味が湧いた。 私自身は、宗教に嫌悪感すら抱いているが、積極的に無神論者になるほどの熱心さもない。 これが、無宗教な日本人の典型かもしれないだろうが、実際に宗教という複雑な背景を持つものに対して、積極的に論じ、批判するなどの暇もパワーもないのは確かだ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-30 00:27:28)《改行有》 5. モンスーン・ウェディング もう少しアジアン・エキゾチックな感じを期待していたんですが・・・ どうも作品に入り込めませんでした。 これは一重に、私が群像劇チックな作品が苦手であることに起因するものです。[DVD(字幕)] 5点(2007-10-15 19:41:56)《改行有》 6. モンパルナスの灯 《ネタバレ》 やっと観れたジャック・ベッケル監督の代表作。 画家“モジリアニ”の人生をドラマティックに描いた伝記映画である。 やっぱり何度観ても1950年代末から60年代初頭にかけてのモノクロ映像は鮮烈で鋭利で素晴らしい! カラーでは絶対に感じることのできない映像的魅力を強く感じる。 36歳で夭折したフランスの美形俳優ジェラール・フィリップに、私の大好きな女優であるアヌーク・エーメが共演した本作。 このキャスティングだけでも十分に鑑賞に値する。 上に書いた様に若き日のアヌーク・エーメが出演しているのだが、これが参ってしまうほどに美しい。 劇中のモジリアニが惚れこんでしまうのも納得の、心を奪われる様な美しさを存分に発揮している。 エーメを抱き寄せ腕を執拗なまでに撫で撫でしているフィリップに、観ているこっちは羨ましくて仕方ない。 そしてジェラール・フィリップ。 彼の出演作を初めて観たのだが、これがまた魅力的。 本作ではとにかくモテる。 彼の周りには美しい女性ばかり。 そしてその女性のほとんどが彼に好意を持っている。 またしても羨ましい。 魅力ある男に美しすぎる女。 観ていてひたすら羨ましくなる映画だ。 だけど嫌味は感じない。 憧れの対象として目を奪われるばかりだ。 ストーリー的にも申し分なく、最後まで気持ちよく魅せてくれる。 そして本作における三人目のキーマン、リノ・ヴァンチュラ。 彼が演じるのは、モジリアニの死を何ら手を差し伸べることなく待ち続け、彼の死後、彼の作品を非情にも買い漁っていく画商の役。 モジアリニの才能を生前、誰よりも買っていたのは彼であったような気がする。 その彼が誰よりも彼の死を待ち望む。 皮肉で味のある話だ。[DVD(字幕)] 8点(2007-09-02 11:12:01)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS