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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん 生命の胎動と息遣いがアニメーションならではの表現で見るものに迫ってくるような素敵な作品。 予備知識無しで観たので実はなかなかハードな内容で驚いた。 ジュールベルヌを彷彿とさせる海洋冒険ファンタジーで、主人公が祖父の乗った行方不明の船を探しに行くというもの。 とにかく、どんな絶望にも負けない主人公の力強さに感動したし、シリアスな内容と絵本みたいな素朴な絵面とのギャップがとてもハマっていたと思う。 これはパンフレットを読んで気付いたのだが、人物と背景が同じ描き方で描かれてる(人物の輪郭を線で描かない)んですね。これは技術的にも難しいらしくて、だからこそこの独特の映像が出来上がったんだなぁと感心した。 これは劇場で観れて良かった。[映画館(字幕)] 8点(2020-01-22 14:55:20)《改行有》 2. RAW~少女のめざめ~ これもうR18指定でいいんじゃねえの?って位過激だし、見る人によっては失神する人も居るかも。あと観終わったらしばらく肉が食えなくなる、注意! ベジタリアンの少女が獣医学部に入学し、そこで何故か生肉を食わされた事で目覚めてしまい、草食系から肉食系(物理的に)に変貌を遂げるというもの。 少女は狂ったように暴走を続けるが、決して彼女は悪くないと思った。周りの環境が悪すぎる!特に獣医学部の寮の先輩達!今日びアメリカの軍隊でもここまで酷くないだろう。現実にあるのか?あったら凄い。[映画館(字幕)] 7点(2018-02-10 22:32:45)(良:1票) 《改行有》 3. ロダン カミーユと永遠のアトリエ ロダンと言えば「考える人」くらいの予備知識しかなかったですが、地獄の門?制作にかける彼の情熱とか、女性遍歴とか、そこそこ楽しめたかな。ロダンに対して詳しい人ならもっと楽しめるのかなと思いました。 主演の人は、如何にも芸術家だなぁという雰囲気を醸し出していたし、アトリエの様子もリアルで良かった。全体を通して芸術性とエロスが感じられた。 但し、突然の日本描写にはちょっと違和感も。絶対日本出資してるだろうと思ったけど、そういう訳ではないんですね…。[映画館(字幕)] 6点(2017-11-19 15:54:45)《改行有》 4. ロブスター ディストピア感溢れる設定自体は興味を惹くものだったが、こうなればいいなぁという私の期待を終始裏切り続け、全く理解不能な着地点へと向かっていた為、かなり置いてけぼり感が凄かった。 動物になるくらいなら無理矢理にでも示し合わせて契約結婚したりとかしても良さそうなのに、必死さが無いというか、皆なんか目に生気が感じられなくて‥‥もうちょっとやる気出そうよ〜と思ってしまった。[インターネット(字幕)] 4点(2018-04-25 02:06:58)(笑:1票) 《改行有》
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