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1. フランティック
オープニングのCDG空港からパリ市内へ向かう高速道路で流れる曲が興趣を盛り上げてくれます。そしてエンドロールはその逆方向ですが、ここでもまた同じ曲が流れ、徒労の数日間をアンニュイな曲調で表現していると思います。この雰囲気好きです。中程、ミッシェルのビートルのカーラジオから流れてくる曲、そして高級クラブで彼女がリクエストした曲は、かの名曲「リベルタンゴ」です。ヨーヨー・マが発掘したとばかり思っていたこのピアソラの名曲は、実はヨーロッパでは結構流行っていたんですね。ポランスキーの音楽の趣味が、ある意味緊迫感が希薄なこの作品を救っているかと思った次第です。 もう一つ。 やはり[Statue of Liberty]はパリが本場ですね。6点(2004-01-24 14:58:56)
2. 耳に残るは君の歌声
WOWOWで見終わって二週間くらい経ちます。ストーリー、テーマ等思い出そうとするのですが、頭の中に何も残っていません。 ただ耳に残るは“真珠採り”の唄です。改めて名曲であることを再確認しました。どなたか書かれていた「微妙に動くテンポ」の見事さによってその魅力が倍加されていました。この監督は“真珠採り”をフューチャリングするためにこの映画を作ったのかしらん。。。。5点(2003-06-11 14:49:36)
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