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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 418
性別 男性
自己紹介 1959年生まれの48歳。
神戸市近郊に在住の、映画をこよなく愛する
市井の人であります。
ま、コツコツとレビューしようと思ってます。

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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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21.  バーバレラ エッチ度満点な、おバカ映画の本作はエロいB級SF映画の決定版!…と言うところか。もちろん見どころは、ジェーン・フォンダの冒頭の無重力ヌードを筆頭に、奇抜で色っぽいコスチュームで身を固めた数々のエロチックなシーン。とくに、パイプオルガンでのセックス拷問シーンは見逃せない。また、セットの美術はチープそのものなんだが独創性に溢れており、何が飛び出すか見ていてけっこう楽しい。7点(2003-08-31 12:46:30)

22.  居酒屋(1956) エミール・ゾラの小説を、名匠ルネ・クレマンが映画化したもので、パリの下町に住む“女の半生”をシビアに描いたリアリズム映画の代表作の一本。前半早々から開始される、主人公演じるマリア・シェルの洗濯場での乱闘シーンは圧巻で、クレマンの迫力ある演出にド肝を抜かされる。主人公の幸せな日々もつかの間で、夫の事故をさかいに駆け足で堕ちていき、ラストからエンディングにかけての崩壊劇は強烈で見る者を圧倒させる。この陰惨極まりない物語で唯一の救いといえば、グージェと旅立ったしっかり者の息子の存在ぐらいなものであろうか。悲劇の極みに引きずり込む強引な展開は、残念ながら不快感と違和感が残りまくる。あまりにも観念的で図式的に捉えすぎており、説得力に欠けるのは否めない。しかし、マリア・シェルの迫真の演技も手伝い、クレマンの一級品の描写力には感服させられるわで、映画史上に残るべく傑作には間違いない。8点(2003-08-30 14:42:30)(良:1票)

23.  橋の上の娘 コントラストを利かした鮮烈なモノクロ映像、エキゾチックで官能的なメロディーなどなど、しかもあちらこちらに脳裡に焼きつくシーンを散りばめており、まるで海外の旅先で夢でも見ていたかのような90分だった。この映画は緊迫するナイフ投げのシーンが圧巻だが、むしろこのシーンを撮りたいが故に監督ルコントはこのモノクロ作品を作った感さえする。とくに、ゾクゾクさせる音楽と共に始まる“死の大車輪”が見る者を圧倒させてくれた。あのナイフの突き刺さる音といい、ヴァネッサ・パラディのエロティックさといい、シュールな純愛を描かせたら今現在この監督の右に出る者はいない。奇才ルコントの独特の世界観が味わえる異色ラブ・ストーリーの傑作です。9点(2003-07-12 20:47:12)(良:1票)

24.  世にも怪奇な物語 エドガー・アラン・ポーの短編を、仏・伊を代表する3人の監督によって映画化した3話からなるオムニバスです。3話とも独特な映像美と世界観を醸し出しており、幻想物、怪奇物が好きな方にはぜひお薦めです! ! 第1話「黒馬の哭く館」はストーリー自体が退屈なので、じゃじゃ馬役を演じているジェーン・フォンダの妖艶さばかりが記憶に残ってしまった。しかし世紀末漂う映像美は捨てがたい。第2話「影を殺した男」は個人的に気に入っている作品。サイコドラマとも受け取れる奇怪なストーリー展開と、冷酷なウィリアム・ウィルソンを演じている名優アラン・ドロンが絶品。カメラワークも特筆もの。第3話「悪魔の首飾り」は終始ひんやりした映像が秀逸で、夏の夜に見るにはピッタリの作品。後半、テレンス・スタンプ演じる主人公が、深夜の街をスポーツカーで疾走するシーンは悪夢でうなされそう。そしてラストに、あの少女が…。ゾゾゾのゾ~~。9点(2003-07-07 14:54:08)

25.  エマニエル夫人 藤椅子に優雅に、そして大胆に腰掛けたエマニエル夫人のエキゾチックなポスター。そのエマニエル夫人を賛美しているかの様な、甘く切ないメロディー。ストーリーはといえば、エマニエル夫人のセックにいそしむスシーンばかりが記憶に残る。フランスのおしゃれな雰囲気で包んだ、前衛的なロマンポルノだったのか、はたまたエマニエル夫人の南国での幻想に過ぎなかったのか・・・。 う~ん、当時の日本では評価の難しい作品でした。6点(2003-07-05 20:32:56)

26.  髪結いの亭主 配色に気を使ったクリアーな映像、画面から匂い立つ官能的な演出など、ルコント監督のセンスと腕の良さが冴えわたり、一味も二味も違った恋愛映画に仕上げている。幸福絶頂にある唐突な幕引きは、シュールな純愛を描いているのか、はたまたパッとしない中年男の淡い“白昼夢”に過ぎなかったのか…。ありきたりなロマンスに終らせず、しっかり毒を利かせるなんて …さすがルコント、お見事!8点(2003-06-22 20:23:19)

27.  デリカテッセン ジュネの奇妙キテレツで独創的な世界観、極まれりという感じの映画。暗く赤みがかった映像、コラージュ風のカット、ブラックコメディー調の人物描写、変テコなストーリーなどなど… 深夜に見ると雰囲気倍増だが、作家性が色濃く出ているだけに好き嫌いの分かれる作品。(個人的にはちょっと苦手)6点(2003-06-22 20:14:27)

28.  仕立て屋の恋 冒頭、若い女性の死体のシーンからしてミステリアスな雰囲気を漂わし、カメラと音楽の使い方も抜群に上手く物語りの展開も申し分ない。つまり監督ルコントの、センスの良さと演出の妙をつくづく感じさせてくれる作品だった。 物語りは、サスペンスを絡めつつも“ゾッ”とするような男と女の一途な恋を描いており、最後にどんなドンデン返しが用意されているのか目が離せない雰囲気を持っている。そんな中、主人公イール氏の人物描写がいやらしい程上手く、見ての通り几帳面だがちょっぴり変態さん。その一方で、滑稽なまでの純愛の持ち主は孤独と哀愁をもしっかり漂わせていた。ルコント監督の代表作にして、切ないラブ・サスペンスの傑作です。9点(2003-06-22 20:11:50)(良:1票)

29.  死刑台のエレベーター(1958) 二つの殺人事件を絡ませるという発想がおもしろく、じわじわとアリバイが崩れてゆく過程が見ものでした。まさに、サスペンスの醍醐味を十分味わうことが出来た本作品。ところで、フロランス(ジャンヌ.モロー)が夜のパリの街を渡り歩くシーンがあるわけですが、その当時の活気ある様子がみごとに映し出されており大変気に入っています。7点(2003-06-07 14:51:02)

30.  恐怖の報酬(1953) この映画、見応え満点の傑作には違いないが、心臓にメチャクチャ悪かった! ! 冒頭より、やや退屈な人情ドラマが続くわけですが、ニトログリセリンの威力を見せつけられた瞬間から、俄然話が盛り上がってくる! ! しかも、前半の男達の人情ドラマが、後半の生死を分けるサスペンスに見事活かされている。名匠クルーゾーの縦横無尽の演出は、映画の面白さと醍醐味をこの作品一本で十二分に教えてくれた。この作品から得た教訓、「狂喜乱舞は命取り」…こんな諺、ないか !? 9点(2003-06-07 14:29:06)

31.  ひまわり(1970) 監督は名匠デ・シーカ。イタリアを代表する大物俳優、ソフィア・ローレンにマルチェロ・マストロヤンニ。しかも男女の悲劇を描いた見事な反戦映画。世界映画史に輝く切ないラブストーリーの名作!…に違いないわけなんですが、ただちょっと、キャスティングにイメージが湧いてこないんですよね。リュドミラ・サベリーエワは良いとして、ソフィア・ローレンは「ラッタッタ~」で快活なネアカイメージが強いし。マストロヤンニは老けておっさんみたいだし。(失礼 ! ) と言いつつもヘンリー・マンシーニの音楽を思い出すと、うっ涙が…。8点(2003-05-31 13:11:07)

32.  太陽がいっぱい 哀感溢れるサスペンス映画の名作! この映画はサスペンス仕上げになってはいますが、エキゾチックな雰囲気を味わうとともに、野心的な一青年のはかない夢を描いた作品なんですね。アラン・ドロンに“ゾクッ”とくるかどうかが分かれ目で、そうなればしめたもの。あとはワイン片手に名匠ルネ・クレマンの甘く切ない世界に身を委ねましょう。この物語り、よ~く考えてみると胸くそ悪い殺人犯が主人公なんですが、観客にすんなりと受け入れられるのはアラン・ドロンの放つ美しさに他ならない。完全犯罪をもくろむ貧しい青年の夢は消え去り、やがて彼の人生も消え去るであろうことは、作品全体を覆っているニーノ・ロータのメロディーが切々と物語っている。9点(2003-05-25 11:09:20)(良:3票)

33.  ジャンヌ・ダルク(1999) 歴史スペクタクルとしては、なかなかの出来映え。本作はリュック・ベッソン流のジャンヌ・ダルク像で、救世主というよりも復讐者としての少女をドラマチックに描いている。大好きだった姉を英国兵に惨殺されるという過去を持ち、ジャンヌ(ミラ・ジョボヴィッチ)の心にあるのは愛国というよりも英国兵に対する“憎しみ”だけである。「神のおつげ」ですべてを正当化しようとするジャンヌだが、やがてそれは神への大罪であることに気付き心の葛藤と苦しみが始まる。ジャンヌの良心(D・ホフマン)との会話の中、彼女の心の奥底が明らかにされていく。そして史上有名なラストシーンへ…。やっぱり英語じゃなくて、フランス語でしゃべって欲しかったネ(-1)。7点(2003-05-25 11:09:00)(良:1票)

34.  ナインスゲート 私は仏教徒なのでオカルトとか悪魔というものにはピンときませんが、この映画に関してはゾクゾクして面白かった。古文書にまつわる“謎解き”というのに興味をそそられたし、映像の雰囲気も格調高くオカルトというよりミステリアスなのが良かった。芸達者ジョニー・デップのキャラのせいもあると思うが、どことなくブラックユーモア調で、シリアス過ぎない味付けも最後まで見れた要因。6点(2003-05-11 15:38:11)

35.  レオン/完全版 一匹狼の殺し屋が少女の為に死を決して闘うという筋書きは、まさに男の純愛物語。映画館で、ジャン・レノ演じる主人公がジーン・ケリー主演「雨に唄えば」を観て喜々としている様子から分かるように、孤独で真面目な男の純愛映画に他ならない。サスペンスフルなオープニングシーンからしてゾクゾクさせてくれた。ラストに近づくにつれ緊張感が増していく、見せ場をちりばめたプロットも言う事なし。そして何より、ジャン・レノとナタリー・ポートマンの二人に尽きる。切なさを漂わし、時にはユーモアをも交え魅力たっぷりに好演。芸達者ゲイリー・オールドマンの怪演も、この作品を大きく盛り上げていた。9点(2003-04-26 23:36:03)

36.  ターミネーター2 押しも押されもせぬSFアクション映画の傑作。何よりジェームズ・キャメロン監督の妥協しない、観客を失望させない映画作りに対する姿勢を評価したい。衝撃的な前作を超える続編物を作るなんて、そう簡単に出来るものではない。本作は前作とつながりを持たせつつ、ターミネーターに感情みたいなものを入れたり、ターミネーターどうし闘わせたりと見所を満載させ、方向性と展開を大きく様変わりさせたところに勝因があると思う。前作をなぞった描写はあるが、映像、音楽共にパワーアップしており、さしずめ重厚なヒーロー物というところか。またSFドラマという側面を持ち、この救いようのない人類の近未来に於いて、親子の愛だけは唯一不変という演出も素晴らしい。オープニングシーンからしてワクワクさせてくれた。期待に応えての「服をよこせ」の傍若無人振りに、黒ずくめのターミネーター・ルック。ラストのシーンは分かってながらも泣かせてくれた。重厚な超ド級の作品に、10点満点!!10点(2003-03-31 20:38:45)(良:2票)

37.  パピヨン(1973) 押しも押されぬスーパーヘビー級の名作。パピヨンという筋金入りの男の半生を描いており、しかも長尺の上に密度が濃く見終わった後はクタクタのギュー。好き勝手に書けるフィクションと違い、実話というところが一層重厚にしている。ゴールドスミスの哀愁漂うテーマ曲も素晴らしい。脱獄はとうてい無理、不可能、絶望的。それでも自由を求め、断崖から海に飛び込む老いたパピヨン。それにしても、実在したパピヨンの強靱な精神力と生命力には恐れ入る。また、パピヨンを演じたマックイーンと対照的な役を演じた名優ホフマンの役割は大きい。10点(2003-03-24 19:29:58)

38.  禁じられた遊び(1952) 派手な戦闘シーンこそありませんが、切々と訴える見事な反戦映画です。冒頭、ドイツ軍戦闘機の攻撃により両親を失い孤児となる少女ポーレット。少年ミシェルと出会い、のどかな農村にある彼の家屋で束の間の一時を過ごす。しかしここでも大人達は、隣家なのに憎しみ合い小さな戦争をしている。子供達が出来るのは、十字架を立て死んだものへお祈りを捧げるという“禁じられた遊び”だけ。やがて引き裂かれる身となる二人。出会いと別れ。視点を変えて見ると、切ない初恋の映画ともいえます。そして、涙なしでは見られない有名なラストシーン。ナルシソ・イエペスの哀切溢れるギターと共に、ポーレットの悲しい運命をも想像させてしまう。“戦争”という二文字が罪のない人間の命を奪うだけではなく、残された子供達の人生をも奪ってしまう。一度起こしたら最後、取り返しのつかない結果をもたらすということを名匠ルネ・クレマンは見事描き切っている。文句なしの10点満点。10点(2003-03-07 18:33:09)(良:1票)

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