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コメント数 600
性別 男性

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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
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21.   《ネタバレ》 腐敗を正す人物がヒーロー視されているように見えてそうじゃないのが独特です。彼は正義の為に動いているわけではなくて、仕事として腐敗の実態を暴いていくことになるので、彼がクビになっても悲壮感はありませんでした。インテリは殺された議員一派と予審判事だけで、極右団体の連中も腐敗した政府の人間もろくな教育を受けていなさそうなのが製作者の思想を反映していたんではなかろうか。勉強しよう。[DVD(字幕)] 7点(2015-06-20 01:24:27)

22.  サンドラの週末 サンドラはうつ病を克服し、復職のめどが立ったと思い込んでいるからこそ理不尽な解雇に反対してくれる支持者を集めるわけだけど、安定剤は手放せないしすぐ泣くし情緒不安定だし、明らかにうつ病は治ってない。このお話はサンドラがうつ病を完全に克服するまでを描いた闘病映画です。同僚の家を一軒一軒訪ね歩き、いろんなことを言われるわけですよね。嫁が失業して金がいるとか、新しい彼氏と生活するために金がいるとか。同僚たちの大半は経済的に苦しい状況に置かれている。中にはサンドラを批判したり、精神病で休職していた女性に対して言うには度が行き過ぎた冷静な意見を述べる人もいて、サンドラの感情は常に激しく揺れ動いている。でも、サンドラは感情を表情で表現しない。もしくは表情を押しつぶすために必死で、顔で戦争が起きているような状態。安定剤を1箱飲むときも無表情という徹底した鉄仮面ぶり。この差がスリリングで非常に面白かった。何度も支持者集めを諦めようとするんだけど、夫に励まされたりちょうどいいタイミングで支持を表明する人が現れたりして、サンドラは支持者集めを続ける。ここでの感情の動きは、精神が弱っている人とどう向き合うべきか、当事者はどうするべきかを観客に問いかけているんじゃないかと。社長や上司に批判を声を上げるわけではなく、弱者に寄り添った視線(手垢ベッタベタの表現だけど、これが一番適した表現だと思う)で静かに物語を描き出す監督には恐れ入りました。[映画館(字幕)] 7点(2015-06-05 19:50:08)

23.  音楽狂 連続でメリエス映画を観ているうち、メリエスは「萌え」なんじゃないかと思うようになってしまった。登場人物がひたすら楽しそうなんだもの…こっちの感覚がマヒしてしまう。本作も相変わらずバカバカしくも凄い発想で楽しませてもらいました。[インターネット(字幕)] 5点(2015-03-20 00:12:45)

24.  常識はずれの新たな争い 相変わらず愉快。マジックショーの幕間でこれを見せられたら、盛り上がったことでしょう。ただ、たった2分なのにスゴく長く感じてしまった。現代人から見れば退屈に見えてしまうのは当然と言えるでしょうが、愉快なのでOKです。[インターネット(字幕)] 3点(2015-03-20 00:08:16)

25.  バリー・リンドン 《ネタバレ》 観ていて疲れることはなかったし、退屈することもありませんでした。美しい風景と美術はさすがキューブリックといった感じですが、彼のフィルモグラフィーと比べると異例とも言えるほど淡々と進むストーリー。しかし、バリーの人生はまさに波瀾万丈で、クズっぷりを発揮しつつも運に恵まれ、なんだかんだで上流階級の仲間入りをするまでの流れがとても楽しい。没落していく姿にも儚さを感じます。キューブリックのフィルモグラフィー上では決して目立つ作品ではないものの、さすがの面白さでした。……余計なことかもしれないけど、冒頭のアイルランドシーンでのライアン・オニール、どう見ても少年の顔じゃないんだけど。老けすぎ!お陰でバリーの年齢が分からず、これあの時からどれくらい経ってるの?と思ってしまうこともしばしばありました。[映画館(字幕)] 7点(2015-03-08 08:47:54)

26.  ジミー、野を駆ける伝説 《ネタバレ》 保守的な田舎・宗教と戦うジミーと支持者たちの戦いを描いた作品なんですけど、私はお固い牧師が気になってしょうがありませんでした。彼はジミーに対し多少の理解があるような発言をしているし、ジミーがニューヨークから持ち込んだ黒人歌手のレコードを聴いて感動しているんです。追放されゆくジミーを罵る人たちを戒める発言もしている。多分、牧師は宗教というしがらみがなければジミーと共に自由を求め戦っていたんじゃないかと思います。ガッチガチの保守派なら、レコードを聴かないはず。彼を飲み込んだ土壌が悔しくて、エンドロール中はずっと牧師のバックストーリーを想像していました。[映画館(字幕)] 7点(2015-02-18 07:32:51)

27.  抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より 《ネタバレ》 話も面白くて好きなんだけど、音の演出が大好きです。なんたる緊張感!遠くから聞こえてくる雑音、独房内で木を削る音など、自分が画面内にいるかのようなリアリティがあり、のめり込んでしまいました。独房内で苦闘する姿をしっかりと見せる反面、逃走中は省略を上手く使っている。好きです。[DVD(字幕)] 7点(2015-02-18 07:28:10)

28.  はなればなれに 《ネタバレ》 ゴダールらしさに満ちあふれているにもかかわらず、娯楽作としても楽しめる。良い映画だと思います。二人の男に振り回されるアンナ・カリーナが愛おしく感じました。彼女のストッキングを被って強盗に入るという謎の変態プレイには笑わされたし、カフェでの席取り合戦も観ていて楽しかった。ゴダールの会話シーンは即興的な面白さがあって大好きです。アンナ・カリーナが飲んでいるコーラにブランデーを打ち込んだり、トイレでルノーを馬鹿にしたり。なんて楽しいんだ……。[DVD(字幕)] 7点(2014-11-28 01:42:34)

29.  あこがれ (1958) ナレーションが無くて子どもたちに台詞があれば、もっと面白い映画になるのではないかと思います。ナレーションのせいで客観視を強制されてしまうのが勿体無いですね。絶対にかなわない恋に対する無垢な憎悪がひしひしと伝わってくるストーリーなのになぁ。自転車をこぐ女性の美しさ、それに憧れる子どもたちの無垢な行動、恋人とのデートとイタズラする子どもたちの対比、黒服を着て無表情で歩く女性と無邪気に遊ぶ子どもたちの対比。これらは見事でした。素晴らしい短編映画です。[DVD(字幕)] 7点(2014-11-28 01:33:14)

30.  勝手にしやがれ 初見時はあまりの退屈さに、パトリシアの家での延々と続く会話シーンで鑑賞を断念したのですが、あれから3年がたった今、改めて観てみると意外と楽しめました。退屈で仕方がなかった二人の会話がなぜかとても楽しく感じたのです。二人の会話はまるで噛み合わず、好みも異なる。そんな二人がお互いを試し合い、騙し合う姿が素敵でした。ぶつ切り編集とテンポの良さ、観客への独白など、ゴダールの魅力が詰まった作品だと思います。ゴダールの映画は娯楽映画ではないから、楽しめない人には全く楽しめません。ヌーヴェルヴァーグは自主制作映画のようなもの。大学生の自主制作映画はエゴのかたまりで、とてもじゃないけど娯楽作とは言えないものが多いでしょ?私だってゴダールは苦手だけど、本作は良い!と思っただけのこと。[DVD(字幕)] 8点(2014-11-19 11:11:37)

31.  気狂いピエロ 途中までは面白かったんだけど、小人が出てきてからはさっぱり。私が感じた面白さというのも、「なんじゃこりゃ」「どうなってんだ」の釣瓶撃ちで感覚が麻痺して笑ってたとも言えるし……。押井守は「映画監督になろうという人以外は観なくていい」と言っていたらしいですが、本当にそんな感じで、ゴダールの美意識はビンビンに伝わってくるものの、娯楽として面白いものを作ろうとはしていないという印象です。「ラストショットが『山椒大夫』からの引用だ!」というのもあまりにもどうでもいい情報で、あっそう……と。私の5点は、私の感動をそのまま他人の頭のなかに移し替えれば10点になるのかもしれないです。理解できないものが美しいというのなら。[DVD(字幕)] 5点(2014-11-14 13:56:38)

32.  ある過去の行方 音楽・BGMの使い方はちょっとベタ。物語や演出は文句ありません。[映画館(字幕)] 7点(2014-09-23 09:07:13)

33.  一人オーケストラ 「愉快で楽しい映画です。」この一言で済んでしまうのだけど、短いから何度も見ちゃうんですよね~。メリエスの映画は駄作も名作も楽しいですよ。[DVD(字幕)] 5点(2014-06-14 02:42:33)

34.  ゴム頭の男 くだらねえー!でも、このような映像は当時ではメリエスにしか作ることができなかったそうで、フォロワーが出てこなかったこともこれを物語っています。まあ、映画が始まって6年後の、奇術ショーの幕間で流された映画ですからねぇ。映画史的にもタッチする必要はないのでは。[DVD(字幕)] 3点(2014-06-12 00:03:18)

35.  オーソン・ウェルズのフェイク 《ネタバレ》 スパッとダマされてしまって、気分爽快です。「最初の1時間」があまりにも退屈で、イグジット・スルー・ザ・ギフトショップを先に見ちゃったからなあ…と後悔していたのですが、途中で見るのを止めないでよかった!眠気との戦いに勝った後の、なんとすばらしい騙し! 1時間経ってから驚くほど面白くなっていきます。ゴダールさんをブラインド越しに見つめるピカソには爆笑させられました。天丼のやり過ぎだとは思いましたが、次々に展開していく面白すぎる大嘘には惚れ惚れしてしまいますね。さすが全米を火星人の恐怖に陥れた男です。不勉強なので「市民ケーン」をまだ見ておらず、今作がオーソン・ウェルズ初体験だったのですが、とんでもない監督でございました。俳優としても素晴らしいですね。映画に出てくる嘘つきの中で最も胡散臭い![ビデオ(字幕)] 8点(2014-06-10 19:34:43)《改行有》

36.  大人は判ってくれない 3年前に鑑賞した時はいまいち良さがわからなかったのですが、2度目の鑑賞となる今回は楽しめました。親に認めてもらいたい、優しくしてもらいたいと思いながらも、良い生徒・いい子どもであることは出来ないドワネルの辛さに共感し、ドワネルをちっとも愛さない母親、理不尽な教師に嫌悪感を抱き……。本作の魅力にどっぷりと浸かってしまいました。[映画館(字幕)] 6点(2014-02-16 15:16:16)

37.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》 やっぱりチビ監督・ハゲ主演・デブ助演の三馬鹿コンビは最高です。エドガー・ライト並びにサイモン・ペグの脚本は洒落が効いていて素晴らしい。どうでもいいセリフをクライマックスの決め台詞にしてきたり、最後の最後でギャグにする。ギャグにもならないくだらん行動もここぞで重要な役割を果たしてくれる。小気味いいですよ。 アクションはハリウッドの警察もののオマージュで、大味ながらもしっかりと楽しめました。エンジェル警官がクライマックスの行動に出る動機がバッドボーイズって。しかも2バッドかよ!というツッコミも出来て楽しい。バディムービーとしても完璧でしょう。穴が見当たりませんでした。最初から最後までテンション上がりっぱなしでした。 コメディとしてもアクションとしてもバディムービーとしても100点満点の映画なのにファンからの著名でようやく劇場公開になったり、TSUTAYAで発掘良品扱いになったりするあたり、どうにかならないのかよ!?カップル向け映画ばっかり劇場でやってもつまらんよ!と憤りを感じます。もう日本映画界の体制は変わりそうにないので、映画館のかわりに別のところにでも行きますかね。パブとか。[DVD(字幕)] 9点(2013-09-26 17:09:17)(良:1票) 《改行有》

38.  シティ・オブ・ゴッド 《ネタバレ》 盛者必衰の理をあらわす映画?素晴らしいですね。めくるめくバイオレンスとドラマに度肝を抜かれました。オープニングからして名作の香りがプンプンしましたね。前情報を一切入れずにみても「ああ、この映画は残酷なほどの弱肉強食を描いていくんだなぁ」と理解出来ました。部外者として眺めることしか出来ないブスカペくんに訪れた大チャンスと、最大の友を失っておかしくなっていくリトル・ゼの対比がなんとも言えません。リトル・ゼが自身の落ちぶれに気づかぬ素振りなのもひっそりとした哀愁を感じさせます。好きで好きで仕方がなかった女をモノで釣り上げて、やったー!とポーズを決めようとしたら海猫にかっさらわれ、それに怒ることも出来ず女を奪った海猫と仲良くするだなんて切なすぎますが、人生はこんなものですね。好きでもない女とマリファナをやった勢いで寝て喪失するなんて…前向きに捉えるか悲観的に捉えるかは人それぞれですね。 【追記】ほとんどの役者がスラムに住む素人で、演技もほぼアドリブだと知って驚愕しました。とんでもないことをやってのけた映画なのですね…すげえ![DVD(字幕)] 7点(2013-09-23 18:25:23)

39.  ロゴラマ この作品を作ったクリエイターと、笑って済ませている企業側には感心しますね。ロゴを動かすだけじゃなくて、ちゃんとお話を作れているのも素晴らしいです。クライマックスでは思わず唸ってしまいました。好きな企業のロゴを探したり、見たことのない企業のロゴを見つけるのも楽しいかもしれません。短い作品なので、何度も繰り返してみて楽しめます。[DVD(字幕)] 6点(2013-09-18 22:39:47)

40.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 トリロジーの中で最も洗礼された傑作だと思います。過去2作にノレなかった僕ですが、今作には痺れました。アクションが最も興奮する素晴らしさで、特に屋根から屋根へ飛び回るあたり、素晴らしい。サスペンスも上出来です。アルティメイタムのために過去2作は会ったと言っても過言ではないです。まあ、トリロジーなんだから当然ですが。ただ、終わり方は不満。ニッキーが笑ったところで終わらせたほうが、ボーンシリーズらしいと思うのです。なんにせよ、ジェイソン・ボーンの物語が完結して、何よりだと思いました。ボーンが少しでも幸せな人生を送っていくことを願っています。[DVD(字幕)] 7点(2013-09-09 23:08:06)

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