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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
61. 午後8時の訪問者 《ネタバレ》 淡々と観ていたんだけど、最終的にはフランスが抱える社会問題に焦点が当たる。 フランスだけじゃなく、欧州全体がこの問題に悩んでるんだろうなと。 日本で暮らす私には、遠い問題のような気がしてしまうけど、ひょっとして彼の国でもそういう人が多いのかなと考えさせられた。 こんな問題がありますよ、と声高に訴えるのではなく、見逃してるけど、ここにもこんな問題があるのでは?と町医者の女性が気づいていく。 「私はダニエル・ブレイク」もいい映画だったけど、この映画は静かに社会の抱える闇の部分を描き出していて、訴える力はとても大きいと感じた。[DVD(字幕)] 6点(2018-05-27 19:39:21)《改行有》 62. エール! 《ネタバレ》 デュオの出来栄えはどうなったの?って期待した瞬間に、音が消えて映像だけになる。 それまでは、聞こえないんだよなってわかってるつもりだったのに、耳が聞こえないことの現実を突きつけられた気がした。 自分の気持ちを素直にぶつける母親にもどかしい気もしたけど、聞こえないことの不安は大きいだろうな。 自分の声で両親は説得できないけど、思いは手話で伝えることができる。 いい家族で、いい映画だった。 エンドロールでのおまけショットもいい。めげないお母さんだね。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-04-16 00:04:58)《改行有》 63. ニュー・シネマ・パラダイス 《ネタバレ》 この映画を観ると、映画が始まってから話す人がいても、バリバリお菓子を食べる人がいても、シートの背中を蹴られても、それが映画を観るってことだよね、って許す気持ちになれます。 心に残るシーンばかりですが、トトの母親が大人になった彼に向かって、あなたを本当に愛している女が電話に出たことがない、と嘆くシーンが一番印象に残っています。トトもそのことに気づいているんでしょうね。 心に刺さるセリフです。[映画館(字幕)] 10点(2018-04-01 14:42:09)《改行有》 64. ぼくの大切なともだち 本当に友達と呼べる人がいるのかどうか、自分にとってはちょっとつらい映画でした。 その人のために自分の大切な何かを犠牲にしてもいいんだって思えたら、いいですよね。 それでもあまりベタベタしない二人の友情が心地よいラストでした。[DVD(字幕)] 7点(2018-03-25 09:39:30)《改行有》
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