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プロフィール
コメント数 26
性別 男性
自己紹介 良評価をつけられるってものすごくうれしいですね。
殊更自分の好きな映画のレヴューに対して受けたときは
うれしい。みなさんも他の人のレヴューを見て共感したり、なるほどと思ったときには、もっともっと票を入れてみたらいかがですか。こうしてレヴューを書くことが楽しくなるだろうし、映画
への愛情も深まると思います。

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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  ナイト・オン・ザ・プラネット 登場人物は皆やさしい。終わってはじめに出てきた言葉がこれだ。初めのロサンゼルスでの話で、若いタクシードライバーの女、そして役者の仲介をしている女性が出てくる。初めは若い女の荒い振る舞いや暴言に辟易していたのに、会話を進めていくうちに女性の目は暖かい視線へと変わり、そして受け入れる。若い女の全てを受け入れてるわけではない、しかしその存在を認めたのだ。観ている僕らと、ジャームッシュの、視線は交わり繫がり、存在する人間を受容する。その他笑いもあり、涙もありで、あきさせない力強さは映画への興味を釘付けにする。ああ、ええわ、ジャームッシュ。[DVD(字幕)] 8点(2005-07-20 19:11:45)

2.  ベルリン・天使の詩 哲学的だとか、詩的だとかは感じなかった。台詞に詩を使ってはいるものの、ストレートで素直なものばかりであるとおもう。メタを軸にした映画だとみて考えることもできる。がしかし、ラストの男と女の対話のシーンから僕が率直に受け取った、「得たいの知れない力強さ」に、何かあるような気がするし、あると思う。言葉には出来ないが、女のアップでの台詞に心動かされるものがあった。「決断」、「必然」、あと「物語」であったり、この言葉と僕が感じた感覚とは、何かリンクする気がするし、僕を思考させる。この映画は決して難解ではないと思います。むしろシンプル。ゆえに退屈と感じるのかもしれない。[DVD(字幕)] 7点(2005-04-10 10:36:56)

3.  約束 ラ・プロミッセ マーティがじいさんに魅かれた理由がいまいち弱いような気がした。じいさんと相部屋に至るまでの展開がやや強引だったきがする。ラスト、マーティとじいさんは「約束」をするわけだが、マーティ病気の背景がいまいち分からないし、危険なことだというのは、医師の言葉から知れるのだが、いまいち死の緊迫感が伝わらなかったということから、ラストは盛り上がりにかけたような印象だった。それでも二人の関係の雰囲気から察することが出来る、温かい空気で十分っちゃ十分感動できる。もう少し尺をのばして撮ったら、重厚なものになったと感じた。7点(2004-08-27 20:40:56)

4.  パリ、テキサス 何といってもトラヴィスとジェーンがマジックミラーを隔てての対話の場面がいい。作品はあの場面に内容のほとんどが語られて、見ている側の情感も昇華、消化、される。回想シーンなど使わずに、対話によって、感情のぶつかり合いによって、画くことで、トラヴィスという滑稽で寡黙で不器用な男の虜になっている私たちの胸には、リアルに届く。結末については何もいうことはない。男と女は結ばれぬ関係であった。それだけだ。しかし、悲しい、辛い、寂しい。トラヴィスの去っていく背中は悲しすぎる。9点(2004-08-18 22:43:09)

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