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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 96時間 《ネタバレ》 主人公の躊躇しない行動が良い。こういう物語の主人公は得てして、自分が有利な状況下や敵と対等な立場になると油断して隙だらけになる。そして何故か敵もその隙を突かなかったりする。そういう物語に当たるといつも白けてしまうのだが、この作品の主人公は違う。徹底的にやる。相手の隙は見逃さない。おまけにおまえはセガールかというほど強い。途中、万事休すに陥るが運さえ味方に付けてしまうところはご愛敬か。とにかくこの疾走感はなかなかのものである。[地上波(吹替)] 7点(2013-02-18 20:02:39)(良:1票) 2. [リミット] 《ネタバレ》 多分制作者はあのバッドエンディングを描きたくてこの作品を撮ったのだろう。 しかしそれならもう少し期待を持たせる展開を試みるべきだ。 あんなに絶望的な展開を密閉空間だけで見せ続けられると、鑑賞者の大半は助かって欲しいという思いが過剰に膨らんでいくか、もしくは絶対に助からないだろうと思いながらラストへ向かう。そんな状況のまま、ラストで一瞬期待を持たせそれを裏切る展開を見せても、却って不満だけを残し、「バッドエンディングでも良い作品を見られた」という満足を与えにくくなってしまう。やはりバッドエンディングにするなら、期待と絶望を同量にミックス、もしくは期待の分量をやや多めにしつつ物語を進行させて、ラストの瞬間へ持って行くべきだ。そういう点では本作品はやや中途半端さが否めない作品になってしまってる。[DVD(吹替)] 5点(2013-02-15 21:23:43)《改行有》 3. ザ・インタープリター とにかく、前半ずっと女主人公に共感できない。当然のことながら、その行動がラストへの複線なのだが、その為、途中から先が読めてしまう。それでも、刺激的な構成ならば興味を維持できるのだが、平板なストーリー展開は眠気まで誘われてしまう。ニコール・キッドマンが主演じゃなきゃ、途中で脱落するところだった。[地上波(字幕)] 3点(2010-04-17 17:13:55) 4. ボーン・アルティメイタム 通常、三作目ともなるとダレた作りになったりするものだが、本シリーズは綺麗にまとまった。しかも、三作目の本作が一番面白い。体力だけじゃなく頭脳抜群な所もボーンの魅力だ。[地上波(吹替)] 8点(2009-11-06 00:24:03) 5. ヘヴン 《ネタバレ》 プロローグはなかなか緊張感があって良いのだが、後半は美しく見せようというだけ。悪人も全員裁いてるわけじゃない。 結局この二人は無関係の人達に最後まで迷惑かけっぱなし。ラストだってあの後機体が落下してくるわけだし。[地上波(字幕)] 5点(2008-09-24 11:49:18)《改行有》
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