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プロフィール |
コメント数 |
20 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
衣装、美術がおしゃれな映画にヨワイです。 邪道かと思われますが、これでも小学校のときから約15年来の映画好き。 こうなったら映画衣装至上主義を一生続けていこうかと思います。
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1. 昼顔(1967)
「変態っぽさ」と「高貴さ」が同居する雰囲気がなんともステキ。はっきり言って主人公のダンナ以外の登場人物は「おまえらさぁ…(苦笑)」と突っ込みたくなる人間ばかり。でも何か憎めない。キレイゴトだけじゃぁ生きていけないもんね。でもドヌーヴは、んも~それはそれはキレイ。そしてあの甘さのない美貌に、サンローランがドンズバにハマリまくりで。冬のグレーがかったパリの風景がまたよく似合う。美しいドヌーヴを見るだけでも価値のある映画。でも何気に、娼館(っていうんでしょうか)のマダムもお気に入り。ショートヘアとフレンチカジュアルが、今見てもまったく古臭く見えずカッコいい!とにかく映画は雰囲気が重要だと、見るたびに思わされる映画。[ビデオ(字幕)] 8点(2007-02-14 21:58:16)
2. なまいきシャルロット
昔、シャルロットと同じ13歳の夏にこの映画をTVで観た。モーレツに彼女に憧れた、ちょうどこの映画の中のシャルロットがクララに憧れたように。当時思春期の私は背は伸びず、太り出し、視力は落ち(→メガネ)、運動オンチで、気の合う友達は出来ず、つまらなくてしかたない日々。そんな冴えない私はシャルロットのかわいさ、手脚の長さ、スリムな体がどれだけ羨ましかったことか。ほんとうにこの映画は瑞々しさに満ち溢れている。シャルロットはもちろん、海、プール、ジーンズの青、木々や芝生の緑、ドレスやジャムの赤が夏の太陽に照らされて、鮮やかで切ない。思春期の初々しさが画面いっぱいに伝わってくる秀作。ああ、又観たくなってきた。[DVD(字幕)] 9点(2007-01-26 15:02:52)
3. 男と女(1966)
1966年のヨーロッパ映画にはいい映画が多いですが、これもその中のひとつです。こーんな素敵なオトナの恋愛、したことないけど…でも、主人公があれこれ頭の中で迷ったりするでしょう?それ見て「あー、こんなオトナのパリジャンも、好きな人のこと考えると臆病になるんだな」って、おこがましくも親しみを覚えたりして…(すいません)。まあ、何はなくとも、とんでもなくキレイなアヌーク・エーメですよ!彼女じゃなきゃこの役は絶対成り立ちません。栗色の髪に見え隠れする、寂しげで大きな瞳が、台詞なくても彼女の心情を語ってしまうのです。くっきりした顔に反して声が甘くてカワイイのも素敵すぎる。もちろん、二人のファッションも完璧。トランティニヤンが最初に出てくるシーンの、タータンチェックのマフラー使いがカジュアルで好き。[ビデオ(字幕)] 10点(2007-01-05 22:38:35)
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