みんなのシネマレビュー
たくわんさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 861
性別
自己紹介 喰わず嫌い無し! ジャンルを問わず何でも観ます。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123

1.  パリは燃えているか 《ネタバレ》 数多の過去の名作すべからく、"Overture"と"Intermission"が有る本作も雰囲気が良いですね。 特にOvertureは「これからどんな物語が始まるのだろう?」といつもワクワクします。 本作はWWⅡでのパリ市街戦~解放を舞台にした、実は重いテーマの作品。 それでも何故か牧歌的な雰囲気が終始感じられるのはルネ・クレマン監督故か。 観始めた当初は「あれ、モノクロか。年代的にカラー作品でも作成出来たはずなのに?」と思ったが、最後の最後でその理由が判明。 エンドクレジットでパリ市街を俯瞰で捉える映像がモノクロからカラーへ... 『私たちがこの美しい街を守ったのだ!』と言う自負が強く感じられる演出で、私は不覚にもウルっと来てしまいました。 パリ市街の美しさを効果的に世に知らしめると言う意味で、これ以上の演出は無いでしょう。 ルネ・クレマンさん、パリが大好きなんですね。 私も11年振りに再訪したくなりました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2024-01-29 17:30:39)《改行有》

2.  パリ13区 《ネタバレ》 煎じ詰めると「3人の男女が紆余曲折を経て真に分かり合えるパートナーを見つける」お話。 鑑賞のきっかけは「燃ゆる女の肖像」で強く印象に残ったノオミ・メルランが主演の一人だから、と言うもの。 この点ではフランス映画らしく主演の男女三人が性衝動に忠実・正直と言う設定も有り眼福では有ったものの、 日本人の私としてはボカシ有りまくりの描写を観ながら「もう少し節度を保った方が・・・」と正直思ったのも事実。 会う度に棘のある会話ばかりしながらも、実は気が付くといつも一緒に居る黒人青年(マキタ・サンバ)とアジア系女性(ルーシー・チャン)。 中華料理屋で他の客が帰った後も会話を続ける描写は、観客にこの二人が根源的に繋がっているのだと言う事を判らせる上手い描写だと思った。 メルラン嬢演じる主人公もきっかけは過激な理由ながら、ちょっと変わった形で真のパートナーにめぐり逢う。 SNSを皮肉りながらも、二人が距離を縮めるツールもまたSNSと言うのが面白い。 エンドロールを観ながら、「いい映画じゃん」と納得した私。 本作はかなり過激な部類になるものの、こう言った市井の人々を主人公にしたフランス映画ってやっぱり秀作揃いです。 追伸  主人公の一人であるルーシー・チャンが途中から石野ようこに見えてきて仕方が無かった(爆)。[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-11-20 16:49:28)《改行有》

3.  TITANE/チタン 《ネタバレ》 鑑賞直後の正直な感想、「え、これがカンヌでパルムドールを獲ったの!」。 これほど登場人物、特に主人公に共感出来ない作品は珍しい。 やたらと煽情的で、かつ痛覚を刺激する悪趣味な映像の連打、 主人公が指名手配から目をくらます為にトイレで行う一連の行為の描写はとてもじゃないが見ていられなかった。 いわゆる「キワモノ」でしかない本作を作成し、「ね、私って判っているでしょ?」と したり顔をしているであろう製作陣の薄ら笑いが頭に浮かんでしまい妙に頭に来る。 こんな作品に「え!・・・も、勿論私達良く判ってますよ~汗」と、理解出来ていない事を悟らせない様に 最高賞を授与したとしか思えないカンヌ国際映画祭の審査員もどうかしてる。 鑑賞後にWebでネタバレあり過ぎの「完全解説」なるものを読んだが、本作への不愉快極まりない感情は変わらなかった。 以上、この手の作品に付いていけない55歳のオッサンの感想でした。 (今年は変な作品に巡り合う確率が高い様だ)[CS・衛星(字幕)] 0点(2023-06-26 17:48:35)《改行有》

4.  ガンパウダー・ミルクシェイク 《ネタバレ》 120%カレン・ギラン目当てで鑑賞、結論:大当たりでした。 「ガーディアン~」で初見の時、「あれ、もしかしてこの人は物凄い可愛い系の美人さんなのでは?」と思い、 「ジュマンジ・ネクストレベル」でそれが間違いでは無かった事が判り、マーベルでのご活躍を経て念願の主役を張る本作、期待しない訳には行きません。 趣向を凝らしたアクションは勿論、図書館と蔵書を兵器庫と武器に見立てた設定や何気に豪華すぎる共演陣(今となってはオスカー級女優が二人! そしてカーラ姐さん!)は想定外の嬉しさ。 血しぶき過剰なれどそれも愛嬌、粗探しも程々に中々の快作でした。 それにしてもカレンさん、オレンジのスカジャンが本当にお似合いで・・・[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-05-25 14:52:07)《改行有》

5.  2046 《ネタバレ》 実に19年振りの鑑賞。 まだレビューしていなかった。 退屈である。 BGVの様に流して観るならなんとか最後まで付き合えるかな、と言う映画。 キムタクが「何を演じてもキムタク」と呼ばれる理由が改めて良く判った。 フェイ・ウオンとチャン・ツイイーはひたすら美しい。 彼女たち二人を愛でる為の作品であり、キムタクのファン含めそれ以外の方々にはお勧めしません。[CS・衛星(字幕)] 2点(2023-05-23 11:22:03)《改行有》

6.  ほんとうのピノッキオ 《ネタバレ》 至極真面目な語り口が何とも言えず心地よい作品。 世界中に名の知れた説明不要の童話を今の時代に送り出す作り手側の熱意が感じられる。 木彫りの人形、お猿さん、マグロ(!)、コオロギ等々、特殊メイクが本当に手が込んでいて感心。 今更ながら、「よく考えて行動する事」「人の忠告は聞く事」を肝に銘じたい。 それにしても、本作で久しぶりにロベルト・ベニーニさんを拝見した。 元々どちらかと言うと老け顔な風貌が、ライフ・イズ・ビューティフルの本国公開から実に22年(2019年時点)の歳月を経て 素敵な歳の取り方をしたんだなぁと思える味のあるお顔になられていて、これだけでも加点。 私、ロバに弱いんです。 長いまつ毛に愁いを帯びた黒い瞳。何故かいつも悲しそうに見えるあの顔。 お金と場所が有るなら家族に迎え入れたい動物の筆頭です。 なので、足を怪我したロバ(=ピノッキオ)が石を括りつけられ海に沈められるシーンは見ていられませんでした。 海中シーンは当然CGなのかと思いますが、崖の上で見せる恐怖の仕草は本物のロバなのかと。 映画とは言え、胸が締め付けられる一瞬でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-02-02 16:52:57)《改行有》

7.  U-571 《ネタバレ》 潜水艦ものならではの息が詰まりそうな描写は期待通りながら、他のWWⅡでの潜水艦ものと比べると妙に清潔感が有り違和感。 ぺーターゼンの「Uボート」が如何に傑作だったのかが判る。 マシュー・マコノヒー発展途上時の作品だったのか、終始硬い演技でこちらも違和感。 ボンジョビが一瞬で海の藻屑と消えたあの描写はギャグとしか思えない。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-01-31 09:48:55)《改行有》

8.  アネット 《ネタバレ》 レオス・カラックス作品を観るのは前作「ホーリー・モータース」以来。 私はバリバリのカラックス監督のファンでは無いのでこの場で蘊蓄を並べるのは他の皆様にお任せしますが、 あくまでも前作との比較と言う意味では、「(前作に比べると)かなりまともな作品だなぁ」と言うのが最初の感想。 その反面、前作では観客各々が判らないなら判らないなりに、目の前で繰り広げられる音と映像を追いながら 何を言いたいのかを自分なりに考察する一風変わったスリリングな体験が出来ましたが、本作ではその類の面白みは減少した様な。 詳細は伏せますが、本作で最も映像表現に力を入れなければならないと思える存在を〇〇〇〇にしたのは物凄く興味深い所。 本物の○○〇や〇〇を使ったらクレームが付くのは必至なので、本作の表現方法は止むを得ない事だったのかも知れないが、 結果としてその方法が余計に本作の寓話性を強調する事に効果を発揮している様に思えて面白かった。 他、幾つか列記します。 1.アダムドライバー、人気者ですね。歌は決して上手いとは言えないけれど適役だったかと。 2.マリオン・コティヤールさん、貴方の大ファンとしては只一言「有難うございます」とだけ言わせて頂きます。   (この感想の意味は本作を観れば判ります爆)。 3.私の映画体験上では〇〇〇シーンをミュージカルにしたのは、年齢制限が付くそれ系の専門作品以外では本作が初めて。   もしかして史上初? 4.いくら撮影とは言え、雨の中ノーヘルで二人乗りは危険ですよ。 (2022/4/9 立川シネマシティにて鑑賞)[映画館(字幕)] 7点(2022-08-31 17:48:35)《改行有》

9.  コーダ あいのうた 《ネタバレ》 2022/3/28追記 祝!! トロイ・コッツァー、アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞!!  それだけじゃなくて作品賞も受賞だ!! 気分いいぞ!! -------------------------------------- 2022/2/9追記 祝! トロイ・コッツァー、アカデミー賞助演男優賞ノミネート!! -------------------------------------- 素直に10点献上します。 素晴らしい映画です。 何だかんだと言い合い(手話で)ながらも、お互いを気遣い健気に生活している家族。 この設定だけで私もう駄目でした。 ・「家族の犠牲になるな!」必死に感情を込めて訴える兄貴、なんていい奴なんだ! ・耳が聞こえる娘が生まれた時の複雑な気持ちを偽りなく話す母、あのシーンはお涙頂戴的に 「耳が聞こえる娘が生まれてきて嬉しかった」と言わせる事も出来たはず。 でもそうしなかった事にこの作品の真価の一つが有る。 ・「もうベイビーじゃない!」「もう一度、ここで歌ってくれないか?」娘の喉に優しく手を当て、 伝わってくる振動から娘の本気・熱い思いを感じ取る父、ああ、なん良いシーンなんだ。 ・このシーンを経ての音楽大学入試のシーン、家族がいる事を知った娘が手話を交えて実に情感豊かに歌う。 はい、もう私涙腺崩壊で顔グチャグチャでした。 この一家は娘さんが家を出た後は、兄貴の彼女が手話を覚えて家族となり、他の働き手も加えながら堅実に でも賑やかにこれからも生活していくのだろう。だから娘さん、家族の事は兄貴に任せて歌に集中して下さいね。 予定調和? ご都合主義? 話が上手く運びすぎ? 黙らっしゃい!! 最後に一言、V先生、あんた最高だよ。[映画館(字幕)] 10点(2022-03-28 18:16:39)(笑:1票) (良:2票) 《改行有》

10.  パリのどこかで、あなたと 《ネタバレ》 これは望外の拾い物でした。 普通の人達の普通の日々をさりげなく取り上げる類の作品、私大好きです。 フランス映画はこの手の作品で本当に粒ぞろい。 そう、人は皆色々と悩みを抱えながらもささやかな楽しみを生きがいに皆頑張って日々を生きている。 前向きにならないとね。 主人公二人が徐々にポジティブになっていく様子、「おお、そう来たか!」と思える感じの良いラストシーン。 全く派手では無いけれど、心にじんわりと染み入る良い映画です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-02-01 10:04:24)(良:1票) 《改行有》

11.  ANNA/アナ(2019) 《ネタバレ》 最悪だった「ヴァレリアン」の影響も有り、期待度極小で臨んだ本作。 ハードルを下げていた事など通り越し、なんとまぁ往年のベッソン監督らしい小気味よい作品、良い意味で裏切られました。 「ニキータの現代版セルフリメイク」と揶揄する評も有るものの、やっぱりこの監督さんは美人の女性、 しかも監督本人の好みの女性が主役で、世の男共を蹴散らす設定で無いと本領発揮出来ない様だ。 なんせ、公式サイトの宣伝文句が『またそれか!』ですから。(大爆笑) 「ニキータ(アンヌ・パリロー)」しかり、「フィフス・エレメント(ミラジョボ)」しかり、「ルーシー(スカヨハ)」しかり、 全くしょうもないオッサンだ(褒めている、気持ちは良~く判る!)。 さて、新進気鋭のモデルさん、サッシャ・ルス嬢を新たに主役に迎えた本作、観ていてニヤリとしてしまう位に物語の 構成は「ニキータ」と同じです。 でも、時系列を小刻み且つ巧みに入れ替えたストーリー構成と、「ニキータ」のそれとはテンポ・アクションのキレが格段に洗練された各種アクションシーンは「ニキータ」を遥かに凌駕しており、ラストまで一気に観させるその勢いも有り、この手の女性が主役のアクション映画では最高傑作と評価しても良いと私は思ってます。 無駄に豪華な出演陣も作品に厚みを増す事に上手く効果を発揮しているし、何は無くとも主演のサッシャ嬢は静止状態の写真ではその魅力は半分も伝わらない、動き出して初めてその真価が判る女優さん。 次回作は有るのだろうか、期待して待ってます。 最後にベッソン監督、この人まだ錆びてませんよ(限られた環境下で、と言う条件付きですが笑)。 そうそう、「アデル」も有りましたね・・・笑。[CS・衛星(字幕)] 10点(2021-11-15 17:10:23)《改行有》

12.  ファーザー 《ネタバレ》 アンソニー・ホプキンスのアカデミー主演男優賞獲得も納得の重厚な傑作である。 以下、私のプライベートな事を記述する事をお許し頂きたい。 私が本サイトにレビュアーとして登録したのは2008年、実に13年も前の事だ。 時間だけは万物に平等なので、私自身の生活・環境も相応に変化している。 所謂、「人生の荒波に揉まれた」と言う事なのだろう。 私の父は私が4歳の時に病死した。 以来、独り立ちする22歳までは母親が私も含む子供3人を女手一つで育て、大学まで行かせてくれた。 私自身も社会人となり、金を稼ぐ事の大変さを身を持って知って以来、母には感謝しか無い。 そんな母は3年前から認知症を患っている。 子供に取ってある意味親は絶対的な存在だ。 今も思い出すのは、夜遅くまで内職していた姿。 いつも気を張り頑張っていた姿。 そんな母が認知症を患い、元気だった頃には想像もしなかった姿を 目の当たりにするのは、人生観が変わる出来事だった。 私は常々、何故母はこんな言動をするのだろうか?と思いながら接しているのだが、 本作のアンソニー・ホプキンスは認知症を患った側の立場を、 半ば恐ろしさを感じさせる程の演技で擬似体験させてくれる。 本作で表現された事が認知症患者の全てを語っている訳では決して無く、 まだまだ甘いと思われる方も大勢いるだろう。 でも私は、今正に身内が認知症で色々な思いを抱えながら日々を生きている方々は勿論、 まだ実親が高齢では無い年代の方々にも本作を是非とも観て頂きたいと心から願う。 ハッキリ言って救いは無い物語だ。 でも、人間としてこの世に生を受け生活しているならば、 決して目を背けてはならない世界が本作には有る。[映画館(字幕)] 9点(2021-09-30 10:16:38)(良:4票) 《改行有》

13.  永遠の門 ゴッホの見た未来 《ネタバレ》 散文詩をそのまま映像化している様な作品。 面白いかと問われると、正直そうとは言い切れない。 主演のウィレム・デフォーはこれ以上ないはまり役。 アカデミー主演男優賞は本作の様な演技に対し贈呈するものでは無いのか? 英語とフランス語が入り混じる会話、常に画面の半分がピンぼけな、 ゴッホ本人の視点を再現したかの様な映像は興味深いが、 いかんせん物語の起伏に乏しく集中力の維持が難しい。 5点はウィレム・デフォーの演技に対して。 彼が自然に敬意を表すかの様に両手を高く上げて新緑に佇む様子は、 あたかもプラトゥーンのエリアス伍長の様だった。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-05-24 16:08:32)(良:1票) 《改行有》

14.  燃ゆる女の肖像 《ネタバレ》 ラスト数分の描写に本作で描かれた全てが濃密に凝縮されている。 派手な色恋沙汰を期待すると肩透かしを喰らう。 主演二人の表情の変化を観ながら物語に浸れる作品。[映画館(字幕)] 8点(2021-01-13 14:35:59)《改行有》

15.  シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション 《ネタバレ》 前評判が高い事は知っていたが、これまで見た日本のアニメを題材にした実写映画でロクな物に出会った事が無かったので、 意識してハードルを下げて鑑賞。 これが功を奏したのか、とても楽しく鑑賞する事が出来た。 他レビュアー諸氏も記載されている様に、制作陣の原作に向ける愛・リスペクトがひしひしと伝わってくるだけでなく、 原作以上に各所に散りばめられた「適度な」エロ描写も私にはツボだった。 個人的には槇村香(ローラ)を演じたエロディ・フォンタン(名前がまた良いのだ笑)を発見したのが一番の拾い物で、 原作の設定に忠実に「ボーイッシュだが実は綺麗な女性」の雰囲気はバッチリだったし、 各種サイトで写真を検索すれば一目瞭然だが、元々がフェロモン満載の女性がボーイッシュな装いをしている事のアンバランスさが最高で、 特にTシャツの胸元がなんとも言えず、中盤から後半は彼女の胸元ばかり目で追っていた様な気がする...ムフ(←ただのエロオヤジ)。[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-09-07 13:40:58)《改行有》

16.  パターソン 《ネタバレ》 この手の作風、好きなんです。 実は不味い妻の料理をさも美味そうに食べる描写や、とても売れるとは思えない妻の黒いケーキが売れた時の表情は可笑しかった。 後、最後まで愛犬が誘拐されるんじゃないかと気が気では有りませんでした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-02-05 10:13:03)《改行有》

17.  2重螺旋の恋人 終幕の”オチ”まで妙な緊張感が持続する疲れる映画。 決してつまらなくは無いが、あの”オチ”はある意味でそれまでの物語の全てを自ら全否定する様なもので、 厳しい見方をされるレビュアーの方々には駄作と判断されるかも知れない。 ヒロインの容姿に”ローズマリーの赤ちゃん”の影響が見て取れる。 もしかしたらオゾン監督は彼なりの解釈で同作を撮りたかったのかも知れない。 かなり趣味の悪いスプラッター・ムービー的な場面も有り、 また女性の妊娠と言う出来事が物語を構成する上で大きな要素を占めているので、 女性はかなり不快感を感じるのでは無いだろうか。 なので、本作はお洒落なエロティック・スリラーの様な宣伝をしているが、 鑑賞されるならば、それなりの覚悟をされてからの鑑賞をお薦めします。[映画館(字幕)] 7点(2018-08-26 09:06:00)《改行有》

18.  ダゲレオタイプの女 《ネタバレ》 これは掘り出し物です。 印象的なTVCF以来、いつかは観たいと思っていた作品ですが、ここまで印象に残る作品とは思っていませんでした。 観客に明快な解を提示せず、随所に散りばめた伏線で様々な解釈を促す作風は、本来は余り好みでは無いのですが、 本作では抵抗無く受け止める事が出来ました。 ジャンルとしては「ホラー」に分類される作品だと思いますが、この流れはラブストーリーでも通用するかと。 主人公:ジャンはヒロインのマリーが生きている事を妄想し、妄想と会話する事で精神の均衡を保っていたのでしょう。 ラストの独り芝居は悲しすぎました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-08-01 12:50:46)《改行有》

19.  LUCY ルーシー 《ネタバレ》 予想通りかなり個性的な映画。 スカヨハのキャラが無ければ成立しない映画。 肉体の呪縛を解かれ精神だけの存在になる...って、まんまGhost In The Shell。 この数年後に本家本元を演じるとは、ご本人も夢には思っていなかった筈。 スカヨハさんはこの手のサイバー系は嵌り役ですね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-07-05 12:57:11)《改行有》

20.  アスファルト(2015) 《ネタバレ》 自称カメラマンと人生に疲れた看護士のエピソードが一番好きです。 この様な肩の力が抜けた作品をもっと観てみたいですね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-12-01 12:45:54)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS